名桜大学で利用できる主なツール
新聞記事を探す
以下、当館でご利用になれる新聞記事調査用のツールをご紹介します。
本紙(原紙)
原紙は過去1年分を保管しています。
当館で購読している新聞一覧
県内紙(地方紙) | 『沖縄タイムス』 『琉球新報』 『八重山毎日』 『宮古毎日』 |
全国紙 | 『朝日新聞』 『毎日新聞』 『読売新聞』 『産経新聞』 『日本経済新聞』 『The Japan Times』 |
海外紙 | 『韓国日報』『人民日報』『The Newsletter』『New York Times』『The Wall Street Journal』 |
縮刷版
新聞原紙を縮小して月単位で印刷した冊子が縮刷版です。原紙の発行から1ヶ月を過ぎると刊行されます。
原紙面をそのまま縮小してあるため、写真や図表などが入った原紙イメージを見ることができます。巻頭に索引がついているものもあります。
ヒント
1ヶ月以内の記事についてはオリジナル(原紙)、それ以前の記事については縮刷版やオンラインデータベースを利用すると良いようです。
どの国内新聞が縮刷版として刊行されているかは、『雑誌新聞総かたろぐ』で調査できます。
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『沖縄タイムス 縮刷版』沖縄タイムス社
1997年1月~2006年3月分を所蔵しています。巻頭に索引がついています。 -
『琉球新報 縮刷版』 琉球新報社
1997年1月~1999年6月分を所蔵しています。巻頭に索引がついています。 -
『沖縄新民報』 2分冊 不二出版
『沖縄新民報』は1946年1月、九州各地に疎開していた沖縄出身者のための情報紙として福岡で創刊されました。1945年1月~1963年12月(1号~236号)分を所蔵しています。
2巻の末尾には、『自由沖縄』の九州版1946年6月~9月(1号~11号)と関西版1947年4月(2号)が収録されています。『自由沖縄』は 1945年12月、沖縄人連盟の機関紙として東京で創刊されたものです。
両紙とも沖縄の外から沖縄を見たものであり、沖縄の外に拡がっていた当時の沖縄人社会の状況を知ることができる貴重な資料です。
復刻版
新聞原紙をサイズもそのままに復刻したものです。写真や図表などが入った原紙イメージを見ることができます。
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『うるま新報』 不二出版
『うるま新報』は日本の無条件降伏(8月15日)の前月、7月26日に創刊されました。当時の県民の姿を知る貴重な資料です。1945年8月~1951年9月分。 -
『琉球新報』 不二出版
『うるま新報』の継続改題紙である『琉球新報』の1951年9月10日(867号)~1956年12月31日(2780号)までの復刻版です。
記事索引
◆オンラインデータベース
前日までの記事が検索できます。数年にわたる記事の検索や、複数の新聞をまとめて検索することが可能です。
名桜大学では7紙をオンラインデータベースで調べることができます。うち6紙については記事本文の文字情報のみの表示となっています。1紙(沖縄タイムス)のみ、一部記事を原紙面のイメージそのままに閲覧できます。文字情報のみが表示される新聞で、原紙面に掲載されている写真や図表なども見たい場合は、当該記事を本紙や縮刷版で探してみて下さい。
- 『沖縄タイムス記事データベース』 沖縄タイムス社
1997年1月以降の沖縄タイムスの記事が検索できます。(事件・事故関連の一部など非公開の記事は見出しのみ収録)
2016年7月1日以降の記事については、原紙面イメージがPDFで表示されます。 - 『琉球新報記事データベース』 琉球新報社
1998年1月以降の琉球新報の記事が検索できます。 - 『G-Searchセレクト』 ジーサーチ社
『朝日新聞』・『毎日新聞』・『読売新聞』・『産経新聞』の4つの一般紙と、『日刊工業新聞』の1つの専門紙について、記事検索ができます。
※朝日・毎日・産経はその日の記事も検索できます。 - 『日経テレコン』 日本経済新聞社
『日本経済新聞』、『日経産業新聞』、『日経MJ(流通新聞)』などの新聞の記事検索ができます。またその他に、日経マガジン、企業検索、人物検索、日経NEEDS(各種統計)等のデータも収録されています。
G-Searchセレクトで検索すると、記事の見出しや本文を表示しようとする度に、「1件あたり〇円」と表示が出ますが、気にしないで使ってください。皆さんに料金が請求されることはありません。
◆CD・DVD-ROM
以下のツール群は、図書館カウンター脇にある専用端末でご利用ください。
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『日経全文記事データベース 4紙版』 1996年~2004年分 日本経済新聞社
日本経済新聞・日経産業新聞・日経金融新聞・日経MJ(流通新聞)の記事を収録しています。記事本文の文字情報のみが表示されます。
ヒント
調べたい年代のDVD-ROMをセットし、デスクトップにある『日経全文記事DB(DVD-ROM)」のアイコンをダブルクリックしてください。メニューが開いたら、必要な機能を選択して使ってください。記事の検索の他、検索に使うキーワードの探索やシソーラスの参照、業界別主要会社の参照など、検索を支援する各種の機能がついています。
以下の2つのツールは原紙面を画像として閲覧できます。
- 『沖縄毎日新聞デジタル版』明治42年(1909年)2月~大正3年(1914年)12月分 沖縄マイクロセンター
ヒント
デスクトップにある「沖縄毎日新聞見出検索システム」のアイコンをダブルクリックしてください。記事検索画面が開きます。記事を検索し、掲載年月日等を確認したら、その年月日を含むCD-ROMを使って該当する記事紙面をご覧ください。- 『沖縄タイムス全紙面検索システムデータCD-ROM版』1989年1月~2003年12月分 沖縄タイムス社
ヒント
1997年以降の記事については、まずオンラインデータベースで記事を検索し、読みたい記事の掲載年月日等を確認してから、その年月日を含むCD-ROMを使って該当する記事紙面をご覧ください。なお、1997年1月~2006年3月分については、縮刷版でも原紙面を閲覧できます。1989年~1996年分については、当館では検索用ツールをお使いいただけない状況です。この期間につきましては、読みたい記事がある程度特定できている場合に使うことをお勧めします。
◆冊子体
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『朝日新聞記事総覧』 大正前期編、大正編、昭和編、平成編(平成元年~同4年) 日本図書センター
朝日新聞(東京)縮刷版が発行された大正8年(1919年)8月15日~平成4年(1992年)12月までの、各縮刷版の巻頭にある記事索引を集成したものです。事項や人名など様々な索引で検索できます。
この索引で見つけた記事を読みたい場合は、所蔵館からコピーを取寄せる形になります。
新聞集成
複数の新聞から主要な記事を選び、原文そのものを掲載し、冊子体形式でまとめたものです。索引から引けるようになっているものもあります。
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『国際ニュース事典 外国新聞に見る日本』 毎日コミュニケーションズ
嘉永5年(1852年)~昭和20年(1945年)の外国新聞に出た日本に関する主要な記事を、30紙を超える中から収録掲載したものです。
外国新聞による日本の近現代史の調査に使えます。当時の写真・イラストを挿絵として使い、当時の様子を視覚的にとらえやすいように工夫されています。 -
『占領期・琉球諸島新聞集成』シリーズ 不二出版
米軍政下の宮古・八重山・奄美3諸島で発行されていた地元紙(宮古民友新聞、みやこ新報、南西新報、海南時報、奄美タイムス)を復刻したものです。
復刻版のため、写真や図表などが入った原紙イメージを見ることができます。
『宮古民友新聞』
1946年7月~1950年2月(611号~929号)『みやこ新報』
1945年12月~1950年6月(1号~680号)『南西新報』
1947年9月~1951年12月(1号~423号)『海南時報』
1946年6月~1951年12月(1155号-2030号)『奄美タイムス』
1946年6月~1953年10月(11号-644号) -
『戦前新聞集成』(名護市史 資料編 2・3) 名護市
明治~昭和の名護市域およびヤンバル全域の様々な出来事を、新聞記事資料に即して集大成したもので、戦前期の基本資料といえます。
明治31年(1898年)4月~昭和20年(1945年10月)までの琉球新報・沖縄毎日新聞・大阪毎日新聞(鹿児島・沖縄版)・沖縄毎日新聞・沖縄日報・沖縄新報の主要記事から選択・収録しています。
ヒント
新聞集成としては、他にも、金武町の金武区・並里区、平良市、読谷村のものを所蔵しています。
無料のWebサイト
例えば同じ『朝日新聞』でも、Web版の記事と本紙の記事とでは、内容が異なります。
自分が調べたいのはどちらなのか、まず確認しましょう。Webサイトで探しだした記事を本紙で閲覧したい時は、掲載日付を確認してから、検索してください。
国内紙のサイト例
『朝日新聞デジタル』 、ニュースサイト『毎日新聞』 、『YOMIURI ONLINE』 、『産経ニュース』 、『沖縄タイムス+(プラス)』 、
ニュースサイト『琉球新報』 、『日本経済新聞』電子版 、など
他言語紙のサイト例
『The Japan Times』 、『New York Times』 、『Los Angels Times』 、『The Washington Post』 、『THE TIMES / THE SUNDAY TIMES』 、など
調べたい記事がごく直近のものである場合は、検索エンジン(ポータルサイト)のニュースページが便利です。多くの新聞社や通信社のWeb配信記事をカテゴリーごとに通覧できます。
国内紙のサイト例
『Googleニュース日本版』 、『Yahoo! Japanニュース』 、『gooニュース』 、『exciteニュース』 、など
国外紙のサイト例
『Google News』 など