データベース検索の基本
キーワードの種類
単一のキーワードでの検索(部分一致検索・完全一致検索)
部分一致 |
部分一致検索は、キーワードの一部を入力して検索する方法で、下記の3パターンあります。
例)キーワード“英語”を指定してタイトルを検索した場合 |
完全一致 |
完全一致検索は、キーワードに完全に一致するものだけを検索します。
例)“環境”でタイトルを検索した場合 |
※部分一致・完全一致検索を行なう際、データベースによっては、「*」「?」「/」などの記号(トランケーション記号)をキーワードと組み合わせて使うことがあります。
複数のキーワードを組み合わせての検索(論理演算)
「AND」や「OR」、「NOT」といった論理演算子を用い、2つ以上のキーワードを組み合わせて検索する方法です。複数のキーワードを含んだ情報を抽出できます。
AND検索 (X AND Y) |
指定した全てのキーワードを含むものを、すべて取り出す。複数のキーワードを単純に組み合わせたり、特定のキーワードを絞り込んだりするときに使う。
例)“沖縄”AND“移民”AND“ブラジル”でタイトル検索 |
OR検索 (X OR Y) |
指定したキーワードのいずれかを含むものを、全て取り出す。類義語や同義語を用いて幅広く検索する場合などに使う。
例)“英会話”OR“英語会話”でタイトル検索 |
NOT検索 (NOT X) |
特定のキーワードを除きたい場合などに使う。
例)“環境”NOT“自然”で検索 |
データベースの利用に関するTips
どの検索項目を使ったらよいか
データベースでは「タイトル」「著者名」など、様々な項目を指定して検索できるようになっています。これらを「検索項目」と呼びます。
● タイトルがはっきりと分かっている資料を探したい
→「タイトル」項目で検索
タイトルの一部だけを入力しても検索できます
例:“税金”と入力→タイトルに“税金”がつく資料をすべて検索
“税金”“しくみ”と2つ以上の単語を入力→両方の単語がつく資料を検索(→「複数のキーワードを組み合わせての検索」参照)
● 特定の著者の資料を探したい
→「著者名」項目で検索
個人の著者名だけでなく、団体の著者名(例:日本放送出版協会)、複数の著者で書かれた資料の個々の著者、編者や翻訳者からも探せます。
外国人名の検索
外国人名でも、姓、名の順に入力して検索しなければならない場合があります。
著者名の原綴りでしか検索できないデータベースもあります。原綴りが分からない場合は、人名事典などで調べられます。
● 特定のテーマの資料を探したい
→「件名」項目で検索
「タイトル」項目と「件名」項目の検索を比較 (例:ゴルフに関する本を探したい)
「タイトル」項目に“ゴルフ”と入れて検索 | 「件名」項目に“ゴルフ”と入れて検索 |
タイトルに“ゴルフ”と入っている資料を検索 例:『沖縄発ゴルフ世界流』、『勝つゴルフの法則』など 例:『イップスの科学』、『SWINGの核心』など |
タイトルに“ゴルフ”と入っていないものも含めて、ゴルフに関する内容の資料を全て検索できる 例:『沖縄発ゴルフ世界流』、『勝つゴルフの法則』、『イップスの科学』、『SWINGの核心』など |
ヘルプ機能を活用しよう
データベースによって検索に使える機能や記号、ルールが異なります。それぞれのデータベースの「ヘルプ」メニューなどを必ず参照して、正しい検索のやり方を確認しましょう。正しい検索ができていないばかりに、思うような結果が得られていないことがあります。
また、件名がセットされているデータベースの場合、件名検索のやり方についても「ヘルプ」で説明されていますので、是非参照してみてください。
ログアウトを忘れずに
当館で利用契約しているデータベースを使う際、ログアウト用のボタンが表示されるものは、使い終わったら必ずそのボタンを使ってログアウトしてください。
ログアウトせずに「×」でブラウザを閉じるなどすると、アクセスを継続しているとみなされ、同時アクセス人数の制限によって他の利用者がそのデータベースを使えなくなることがあります。
ご注意ください。