電子ジャーナル
電子ジャーナルとは、主にWeb上で提供される雑誌のことです。E-ジャーナル、オンラインジャーナルとも呼ばれ、PDF やHTML の形式で提供されています。
当館で利用契約しているものは、学内ネットワークに接続されたパソコンから24時間いつでも読むことができます。
無料で一般公開されているものもあります。
電子ジャーナルにアクセスする方法
「どのような論文があるのか探す」で紹介したような文献情報データベースで検索すると、検索結果の中に本文への直接リンク、あるいは本文が公開されている別サイトへのリンクアイコンが表示されます。このようなリンクをたどって全文にアクセスする方法です。
例えば「CiNii Articles」の場合、下記のようなリンクアイコンが表示されます。このようなアイコンがある場合、オンラインで全文が入手できる可能性があります。
● リンクリゾルバ経由で電子ジャーナルにリンクする
本文へのリンクが見つからない時は、本学の「「リンクリゾルバ」」のアイコン( とか )をクリックしてみてください。
リンクリゾルバ(Link Resolver)は、世界中の電子ジャーナルの情報と、名桜大学がどの電子ジャーナルを購読契約しているかという情報をもとに、本文へのリンクなどを表示します。
電子ジャーナルがない場合は、OPACなどへのリンクを使って冊子体の雑誌を探したり(③)、類似するテーマで電子版フルテキストが入手できる文献が他にないか探す(②)といった、次のステップにナビゲートします。
電子ジャーナルリストからアクセスする
名桜大学で利用できる電子ジャーナルをまとめて一覧できるのが「電子ジャーナルリスト」です。
このリストには、名桜大学で利用契約をしているものの他に、Web上で無料公開されているものも含まれています。読みたい論文が掲載されている雑誌・巻号などが既に分かっている場合は、まずこのリストを利用して電子ジャーナルとして読めるかどうか確認するとよいでしょう。
※検索する際は「雑誌名」を入力してください。論文名では探せません。
-
大量ダウンロードはしない
特に短時間で特定の号をまるごとダウンロードするのは禁止(表示だけでも「ダウンロード」と認識される) ⇒大量ダウンロードは不正利用とみなされ、場合によっては名桜大学全体の利用が停止される -
著作権を侵害しない
保存は個人で利用する場合のみ可能。第三者への再配布、データの改編は禁止
オープンアクセス誌について
特に学術雑誌(ジャーナル)では、掲載論文をWebで無料公開し、誰でも利用できるようにするオープンアクセス化の動きが進んでいます。
● オープンアクセス誌のリンク集
公開されているジャーナルのリンク集を検索することで、読みたい論文が無料で入手できることがあります。
【国内】
国内最大級の電子ジャーナル集です。学会等が発行する学術誌、会議録等を対象として検索できます。
※一部のコンテンツは有料。
各大学や教育機関で出している学術雑誌論文、学位論文、研究紀要、研究報告書、教材などの全文をフルテキスト化(電子化)したものを、まとめて検索できます。
※上記2つのデータベースは『CiNii Articles』からも検索できます。
沖縄県及び市町村、県外で沖縄研究を行う機関、学協会等で産出された学術成果物について調べることができます。本学もこれに参加しています。 上記JAIROからも検索できます。
【国外】
範囲は人文・社会・自然科学全分野にわたり、非西欧地域のものも多数含みます。
医学・生物学系のジャーナルを中心に公開しています。
※一部のコンテンツは有料
ライフサイエンス系のジャーナルを公開しています。
世界的な機関リポジトリのリンク集です。全世界の機関リポジトリや、あらゆる分野の無料電子リソースを検索し、本文まで入手することができます。
※この他にも、『Oxford Journals・Oxford Open』、『Public Library of Science(PLoS)』、『Electronic Journals Library』、『Free Medical Journals』、『BioMed Central』、『IOP science journals』 などのサイトがあります。
無料公開されている論文を探すその他の方法
-
検索エンジンで論題をフレーズ検索してみよう
Google, Google Scholar(検索対象を学術情報に特化したもの), Scirus(サイラス 科学技術分野専用の検索エンジン)などで、フレーズ検索をしてみてください。〔論題をダブル・クオテーション・マーク(“)で囲んで入力し検索〕
-
出版社のホームページでバックナンバーを検索してみる
そのジャーナルを刊行している出版社や学協会等のホームページで、古い巻号の論文が公開されていることがあります。