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令和2年度 国際学群現地実習報告(教育支援コース)

掲載日:2021年1月7日お知らせ , 学事報告

教育支援コース総評

 教育支援現地実習は、国際文化教育研究学系語学教育専攻において2007(平成19)年から実施され、本年度で13回目となった取り組みです。本年度は、新型コロナウイルス感染問題で、実施が危ぶまれましたが、名護市内の小・中学校のご協力により、何とか実施することができました。
 この実習は、第一点目に、「地域の学校で教育ボランティアを行うことで、地域の教職員を補助し、貢献すること」、第二点目に、「大学の教職課程では学ぶことのできない学校の組織、学校が抱える諸問題、実践的な教授法等を理解すること」、第三点目に、「児童生徒とのふれあいおよび教師の指導に対する理解を深めること」、第四点目に、「職業における厳しさを体験することにより、責任感、自立心を育成すること」の四点を目的として行われているものです。
 本年度は、8月31日(月)~9月25日(金)の間に、3年次の語学教育専攻学生7人が、6つの学校にて本実習に取り組みました(名護中学校<後藤 悠さん・山根 友美さん>、東江中学校<具志堅 絢音さん>、羽地中学校<隈井 勇希さん>、屋部中学校<佐々木 善基さん>、今帰仁中学校<島袋 栄輝さん>、大北小学校<石川 若葉さん>)。
 実習生は、朝のあいさつ運動から、放課後の部活動まで教育実習生とほぼ同様のスケジュールを経験し、授業の見学や授業等での学習支援、体育会等の行事の補助、学校内外の環境整備、放課後や週末の部活動指導の補助等、多方面にわたって学校を支援する取り組みを行いました。
 実習後に提出されたレポートでは、「学校現場で起こっている問題とそれへの対応」、「教師の子どもには見えないところでの努力」、「学校での業務の多さ」、「生徒たちとのふれあいから産み出される喜び」等々、それぞれの実習生が本実習を通して学び、感じ取ったことが報告されました。また、教職をめざす上での現状と課題を認識する貴重な機会となったことが報告されました。このような報告から、本実習が目的としていた諸点が一定程度達成されたことが確認できると考えています。実習生が、本実習で学び、考えたこと、感じ取ったことを総括し、今後、進むべき道を検討、決定することを望みます。
 本年度は、新型コロナウイルス感染問題への対応、それに関わる子どもたちの学習権保障等の取り組みに追われる中で、本実習を受け入れていただいた各学校の校長・教頭先生をはじめとする教職員の皆様に深く感謝申し上げます。大変、お世話になりました、皆様のご協力によって実施することができた本実習を通して、実習生たちは大きな成長を遂げたと確信しております。

総評:板山 勝樹(国際文化教育研究学系 教授)

「生徒の成長をすぐそばで見る」

具志堅 絢音(語学教育専攻3年次、沖縄県立名護高校出身)

 2020年8月31日(月)から9月23日(水)までの約 3週間、名護市立東江中学校にて実習をさせていただきました。私がこの実習に参加した目的は、教員免許取得に向け、教育実習より前に教育現場を体験することで、教員になるというのはどういうことなのか、具体的にイメージすることができると思ったからです。
 本実習では、主に通級学級を担当させていただきました。通級学級は教員と支援員が協力して生徒の自立をサポートする場所です。さまざまな学年の生徒がいて、それぞれの生徒に合わせた指導をすることの難しさを感じました。悩むこともありましたが、生徒の話をよくきくことを意識して積極的に関わり、口数の少ない生徒が楽しそうに話してくれたときや、普段は元気いっぱいですが学習活動になると集中することが難しい生徒が一生懸命に学習活動に取り組んでいる姿をみたときなど、嬉しいこともたくさんありました。
 この3週間でとても貴重な経験をさせていただきました。また、母校での実習でしたが、通級学級が設置されていて支援体制がより整っているという変化や、生徒の視点からは知り得なかった教員の業務に触れ、「教員の視点」からさまざまなことを学ぶことができました。この実習を通して、教員という職業の大変さを感じると同時に、生徒の成長をすぐそばで見ることができる、喜びややりがいも感じました。東江中学校で学んだことと皆さんへの感謝を忘れず、今後の学習に活かしたいです。

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東江中学校の運動会にて

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