沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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2020年度実施教員候補者選考試験の最終合格者20人達成!

掲載日:2020年11月24日お知らせ , 教育・研究活動レポート

 北部教員養成講座受講者の今年度の教員候補者選考試験の結果は、第1次試験に59人中25人が合格し(合格率42.4%)、そのうちの20人(一般受講者13人、名桜生7人:県内14人、県外6人)が最終合格したという嬉しい報告がありました。1次合格者に対する最終合格者の割合は80%に達しました。
 名桜大学で教員養成講座を開講した2017年度の合格者9人から年々その実績を積み重ねて、今年度は20人が合格に漕ぎ付けることができました。特に今年度の名桜大生は過年度卒業生及び講座受講者以外も含めると合格者が21人となり、これまでの最多の実績を上げることができました。その中の15人が本講座の受講生でした。
北部教育研修センターでは、本講座で現役生と一般受講者が共に学び合う中で相互に良い刺激を受け、それぞれが努力した成果だと受け止めています。合格者の教科の内訳は、一般では小学校4人、中学校数学1人、中学校英語3人、中学校社会1人、高校地歴1人、中学校保健体育2人、養護教諭1人、計13人で、名桜大現役生は、小学校1人、中学校英語1人、中学校保健体育2人、養護教諭3人の計7人となっています。
 本講座は地域貢献事業の一環として、教員を目指す北部12市町村の教員免許保持者及び教員免許取得見込み学生を対象に、教員の養成及び資質向上を図るとともに、北部地域の人材の確保と定着を目的としています。2019年2月からは、内閣府の補助事業として「北部教育研修センター」が設置され、本講座はその事業の柱の一つとして実施してきました。本講座は名桜大学の地域連携機構及び教員養成支援センターとの連携を図り、これまでの開講講座に加えて、新たに専門教養講座を開講できたことも上記の実績向上の要因だと考えています。また、名桜大学教職員及び講師陣(退職校長等)の熱い思いが本年度の実績向上に繋がったものだと思います。
 これまでの本センターの取り組みについて、今後の継続に向けて学内外から期待の声が寄せられています。


報告:高安 美智子(北部教育研修センター長)

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北部教員養成講座の様子

2017年2018年2019年2020年
第1次合格者 一般 10 10 12 16
名桜生 1 5 10 9
合計 11 15 22 25
最終合格者 一般 8 8 9 13
名桜生 1 2 3 7
合計 9 10 12 20

教員候補者選考試験合格者の推移(2020年11月6日現在)

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