沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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平成30年度 国際学群インターンシップ報告

掲載日:2018年11月22日お知らせ , 学事報告

平成30年度 国際学群インターンシップ報告

 名桜大学では、平成8(1996)年度よりインターンシップを開始し、今年度で23年目を迎えました。国際学群のインターンシップでは、社会人として働くことの意味、組織のしくみや仕事のプロセス、職場における人間関係・チームワークなどについて実社会を通し、県内外の各企業等において体験し、望ましい勤労観や実務能力を身につけることを目的としています。
 科目構成として前期講義科目「インターンシップ基礎」と、夏期休暇中2週間の実習および実習終了後の報告会を行う「インターンシップ実践」となります。「インターンシップ基礎」では、職業興味検査に基づく自己分析、業界・企業研究、ビジネスマナー講習等を行いました。実習先配属後は、履歴書・誓約書の作成を行い、各自の実習計画を立て実習に臨みました。
 本年度は「インターンシップ基礎」に164人の受講があり、このうち133人が「インターンシップ実践」として国内72機関にて8月20日(月)から8月31日(金)の2週間(実習先によっては別日程)で実習を行いました。今年度も沖縄県内外の行政機関、マスコミ、金融機関、製造・流通業、情報・通信業、観光・旅行業、そして医療機関等さまざまな企業・機関で充実した実習をさせていただきました。
 無事に実習を終えた実習生たちの報告会が10月24日(水)に実施され、複数の実習先の方々のご参加があり、コメントもいただきました。報告会では教員審査に基づき8会場から2人ずつの計16人の最優秀報告者が選出されました。最優秀報告者以外の報告も、全体的にまとまった報告ができていたと思います。今後は、今回の報告で行った「今後の課題」について、残りの学生生活で実践してほしいと思います。
 最後になりましたが、日々のご多忙な業務の中にもかかわらず実習生を受入れご指導くださった実習先機関の皆様、本学で多数の実習生の調整および受入れていただきました各課の皆様に心より感謝するとともにお礼を申し上げます。また、講義でお世話になった学内外講師、各ゼミ指導教員ならびに教務課・キャリア支援課職員の方々、本年度事前講義より協力していただいた関係各位の皆様へ改めて御礼申し上げます。

報告:平成30年度インターンシップ担当 上門 要(経営情報教育研究学系 准教授)

01.jpgインターンシップ報告会

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優秀報告者一同

03.jpg「自分から積極的に行動」
実習先:株式会社千代田ブライダルハウス
加藤いづみ(観光産業専攻3年次、愛媛県立西条高校出身) 
 私は、株式会社千代田ブライダルハウス・れもん館、名護店で実習をさせていただきました。興味があるイベント業界の中でも、ブライダルには触れたことがなかったため、体験したいと思い志望しました。スタジオ撮影の手伝い、衣装のメンテナンスが主な業務内容でした。 
 インターンシップを通して、私は一つ壁を乗り越えることができました。「どうすればお客様に喜んでいただけるか」を念頭に置き、業務に取り組むことを学びました。しかし、その重要性を頭では分かっていても、行動に移すことに難しく感じました。そんな中、スタッフの方々の行動力に刺激を受け、まずは、気配りをすべき場面を見つけて自分から動いてみることが大事だと気付きました。それにより、お子様の撮影補助も、最終日には自ら行動に移すことができました。
 また、この行動力は、どの職業においても大切なことです。今回のインターンシップを将来に活かすためにも、誰かのためにやりたいと思ったことは自分から行動に移すということを念頭に置いて、残りの学生生活を過ごしていきたいと思います。
 最後に、インターンシップに際して、株式会社千代田ブライダルハウスのスタッフの皆様、教職員の方々のご指導の下、貴重な経験をさせていただくことができました。ここに感謝の意を述べさせていただきます。

04.jpg「漠然としたイメージが具体的かつ詳細に変化」
実習先:読谷村役場
新垣翼(経営専攻3年次、沖縄県立読谷高校出身)
 今回のインターンシップでは、元々興味のあった公務員という役職について理解を深めるため、地元である読谷村の役場にて実習を行いました。得られた成果としては、公務員という職業の業務内容に対する漠然としたイメージが、具体的かつ詳細に変化したこと、読谷村の観光事業に関する行政の関わり方について理解できたことなどが挙げられます。
 また、個人としての成果だけでなく、全体として幅広い業界の職業に関する知識を得られたことは、今回のインターンシップ実践における大きな成果の1つなのではないかと思います。これだけたくさんの人数がほぼ同時期にインターンシップを行い、お互いの成果を報告することは新たな職業との出会いや、幅広い職業の情報を得ることにつながりました。そのため、インターンシップ実践を受講することは、これから先の就職活動において非常に有意義なことだと考えます。今回の経験を活かし、改めて自分がやりたい仕事は何なのか、考えようと思いました。

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