沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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平成29年度 臨地実習報告 人間健康学部 看護学科

掲載日:2018年10月1日お知らせ , 卒業生向け , 受験生向け , 在学生向け , 地域の方向け , 学事報告 , 看護学科

成人看護実習Ⅱ 小児看護実習 母性看護実習 精神看護実習

公衆衛生看護実習Ⅰ 基礎看護実習Ⅱ 高齢者看護実習 在宅ケア実習

成人看護実習Ⅱ

成人看護実習Ⅱは、平成29年10月~平成30年1月に、沖縄県立北部病院、北部地区医師会附属病院心臓血管センター、沖縄リハビリテーションセンター病院の3施設で行われました。本実習では、生涯にわたり生活のコントロールを必要とする循環器疾患や糖尿病、脳卒中等の慢性疾患をもつ患者に対し、セルフケアの維持・向上を目指した最適な看護実践を行います。実習のはじめに学生は、患者さんや医療者との関わりを通して座学で学んだ基礎医学や看護学の知識と臨床との知識の統合を行いました。そして、悪戦苦闘しながらも、看護計画を行い、患者ひとりひとりの個別性に合わせた方法で、リハビリ支援や患者教育を実施していました。最初は理解を示さなかった患者さんも、3週間の関わりを通して、退院時には「あなたが作ってくれたパンフレットで私はとても支えられました、一生私の宝物にします」というような反応が聞かれ、学生は患者さんと相互作用しながら成長していました。

総評:玉井なおみ(看護学科 上級准教授)、木村安貴(看護学科 准教授)、西田涼子(看護学科 助教)

「成人看護実習Ⅱで学んだこと」
3年次 戸田千智 (山形県米沢興譲館高校出身)
 成人看護実習Ⅱでは、糖尿病や慢性閉塞性肺疾患、感染症による敗血症などの慢性疾患をもつ患者さんを受け持ちました。実習では特に病態のアセスメントに力を入れました。
 はじめは学生全員が患者さんの病名や症状、薬剤、血液検査データなどがばらばらで、病態の理解は難しいものでした。しかし、調べていくうちにそれぞれが関連していることがわかり、最終的に患者さんが今後どのような経過をたどって回復に向かうのか、そのためには何が必要かという看護ケアの立案を学生自身で考えられるようになりました。そして、看護ケアにおいても根拠がしっかりとしていることで自信をもって看護ケアが行えるということを実感しました。
 看護においては様々なライフヒストリーを持つ患者さんの思いを聞きながら、患者さんを尊重したケアを行うことの大切さを学びました。実習でも、学生が先入観を持たずに、患者さんと対等な立場で関わることで、信頼関係を築くことができました。
 成人慢性期の実習を通して、患者さんを全人的にみる視点を学ぶことができました。この実習は成人期だけでなく看護全てに通用する学びの多い実習となりました。

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学びの多い実習でした!

小児看護実習

 平成29年度の小児看護実習は、保育園、病院 でそれぞれ1週間の実習を行いました。
 保育園実習では学生は0歳から 5歳のクラスに配置され、子ども達と関わり、クラスが上がることにできることが一つひとつ増えていく、子どもの成長発達を実感していました。子どもの力強さやたくましさを感じながらも、子どもは保護されるべき存在であることを学んでいました。
 病院実習では、0歳から14歳までの患児を受け持ち、喘息や胃腸炎、障害児など多岐にわたった看護を展開します。また、小児看護では家族も視野に入れて看護を考えていく必要があります。学生は、患児が病気のため不機嫌であったり思春期でうまくコミュニケーションがとれず、悩むことも多くあります。しかし、指導者の助言を受けながら、患児にとって必要な看護とは何かを考え実践していきます。家族の中で、子どもが病気になるということの意味を考える2週間でした。

総評:松下聖子(看護学科 教授)

01.jpg子どものできる力を見極めて援助する
3年次 渡久地結香(沖縄県立那覇高校出身)
 私は保育園や病院実習を通して、健康な子どもと、病院で療養中の子どもについて考えることができました。保育園実習では、着替えなど保育士が何でもやるのではなく、子どもの成長発達に合わせ、一人一人のできることを見極めて援助し、子どものできる力・やろうとする力を引き出すように関わることが大切だと学びました。
 病院実習では、脳性まひ児を受け持ち、院内学級への参加や食事介助を行いました。その中で、学習することや口から食べるといった当たり前のことをどれだけ実現できるのかを考えながら看護することの大切さを学びました。健康な子どもも、病気がある子どもも成長できる機会が奪われることのないよう大人が見守り、時には手を貸し、医療的介入を行いながらも、人としての権利を守ることを忘れずに関わることが大切であると学びました。

母性看護実習

 母性看護実習は、2週間の実習期間で妊娠・分娩・産褥・新生児にある母子およびその家族の看護を学びます。病棟実習に加え、平成29年度より助産所における見学実習日を設け、助産所の機能や地域における母子支援を通して「切れ目ない支援」を学ぶ内容となっています。
 実習では、妊娠・出産の時期にある母子を対象とし、常に「母子一体」、"お産は病気ではない"という視点を意識して看護を展開していきます。学生は、講義を通して事前準備を進めてきたケアや指導、新生児の沐浴やおむつ交換を行いながら、試行錯誤の日々です。これらの一生懸命な関わりの姿勢は、母子やその家族との信頼関係につながっているように感じられました。また、出産の場面に立ち会った学生は、感動と共に「無事に産まれてくることの貴重さ」を実感していました。これらの経験を通し、ライフプランについて考える学生、助産師を志す学生もおり、一人ひとりの成長がとても楽しみとなりました。指導助産師をはじめ、施設の方々の丁寧なご指導、ご支援に感謝いたします。

総評:小西 清美(看護学科 教授)、長嶺 絵里子(看護学科 助教)、大浦 早智(執筆:看護学科 助教)

母子とその家族の関わりを通して
3年次 糸数裕香子(沖縄県・沖縄尚学高校出身)
 母性看護実習では、新生児の沐浴、オムツ交換などの育児技術や退院指導、母子やその家族への関わり方を学びました。新生児の沐浴は、短時間で行いますが学内演習の人形とは違い、新生児が動くことにより緊張し難しかったです。しかし、新生児は、お湯にいれると気持ちよさそうな表情を見せたり、小さな手をしっかり握りしめる姿に愛おしさも実感しました。
 実習では、一組の母子を退院まで継続的に受け持ちました。受け持った母親は、2人目の赤ちゃんの誕生の喜びとともに上の子への「赤ちゃんがえり」にとまどう状況がみられました。そのため、退院指導では、母子の現在の状態や退院後の家庭環境などを考慮したパンフレットを作成しました。保健指導を実施することで母親と父親は、赤ちゃんがえりがみられる上の子の年齢による特徴や対処方法に興味を持ち、パンフレットを手に取り喜ぶ姿がみられました。
 今回、母子とその家族の関わりを通して、退院後の生活を見据えた支援は、重要だと感じました。

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実習の仲間と一緒に

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作成した退院指導パンフレット

精神看護実習

 精神看護実習は独立行政法人国立病院機構琉球病院の1病棟と医療法人タピック宮里病院の2病棟、2施設で実施しています。実習では、精神的健康問題を抱えながら入院生活を送る患者さんを受け持たせていただきます。実習の方法は、グループの学生全員で受け持ち患者さんをみるといったチームで取り組むスタイルで行っています。学生は初めての精神科病棟に戸惑うことの連続ですが、悩みや疑問、気づきを自由に話し合うカンファレンスを行い、日々学びが深まるごとに、精神科看護で大切なことに気づき、よりよい看護介入を見出しています。
 精神科病院入院患者さまも高齢化しており、身体合併症を持つ方など困難な事例も増えますが、既習の知識やスキルを活かし、みんなで協力し合って実践することで看護者としての自分を確認しています。また、こころの病を患者さんや、そのご家族との出会いは、学生にとって座学では学ぶことのできない大きな気づきを与えてくれています。学生が果敢にチャレンジできる環境を提供してくださるスタッフの皆さまに心から感謝いたしますとともに、これからも学生同士が協同しながら、悩み、話し合い、楽しく手応えのある学習になるように、私たちも学生にコミットメントしていきたいと思っています。

総評:鈴木啓子(看護学科 教授)、平上久美子(看護学科 上級准教授)、鬼頭和子(看護学科 准教授)

01.jpg誠意を持って接することの大切さ
3年次 前泊喜一郎(沖縄県立那覇高校出身)
 精神領域の病棟実習では、「気難しい患者」さんを担当しました。実習当初、バイタルサイン測定の準備が遅くなり怒鳴られてしまい、わたしは怖くて固まってしました。次の日、要望があったフットマッサージを実施しました。肌に触れながらの会話は、様々なことを知るきっかけとなり、最初に怒鳴ったことは、いろんな不安の中で苦しんでいるという背景があり、その感情であることがわかりました。週明け、また怒鳴られました。その時は足浴の準備が遅れたことがきっかけでしたが、今度はそばに座り、話を聞くことにしました。
 最初はずっと怒っていた患者さんも、次第に不安や、様々な幻覚に悩まされていることを語ってくれました。そして、「怒ってしまってごめんね、話を聞いてくれてありがとう」と言ってくれました。この実習で、相手のためを思い、誠意をもって接していれば、気持ちが伝わると感じ、対話の大事さを知ることができました。良い看護ができたかどうかわかりませんが、実習が終わったとき、患者さんに言われた「あなたに出会えてよかった」という言葉が今でも忘れられません。

公衆衛生看護実習Ⅰ

 後学期の2月より3月までの期間に、医療機関附属の総合健診センター4か所、クリニック1か所、事業所1か所の計6か所にて、看護学科2年次を対象とし、本実習を実施しました。
 総合健診センター及びクリニックにおける実習に参加した学生は、健診機関の役割、機能、制度、システム化等を学習し、人間ドック、労災二次健診、特定健診の実施方法を見学しました。学生は同センターにて勤務する保健師及び看護師、そして他の専門職の役割及び機能について学ぶことができました。
 事業所における実習に参加した学生は、職場の環境管理、作業管理、保健師による健康相談、健康教育等を見学し、職場の安全管理、健康管理体制等を学び、職場における産業保健師の役割及び産業保健の実際を学習することができました。
 学生は、最終日の全体実習報告会において、上記2種類の実習施設における学びを共有し、実習目標である、労働と健康の関連性、働く人々の健康管理及び健康増進のための制度やシステム、総合健診センター、事業所で働く看護職の役割、業務等について理解することができました。
 実習施設の関係職員の皆様及び指導者の懇切丁寧なご指導により、学びの多い有意義な実習を実施することができ、心より感謝いたしております。

総評:田場真由美(看護学科 教授)、比嘉憲枝(看護学科 上級准教授)、本村純(看護学科 准教授)、島袋尚美(看護学科 助教)、松田めぐみ(看護学科 助手)

01.jpg公衆衛生看護実習Ⅰでの学び〜協働すること〜
2年次 伊禮寿記(沖縄県立普天間高校出身)
 私たちは沖縄県健康づくり財団で実習をさせていただきました。「社会で働いている方が健康診断を通してどのように健康を保持・増進しているのか」を見ることが出来ました。
 働くうえで健康に暮らしていくことは必要不可欠ですが、健康について日ごろから意識している方は少ないと感じました。その中で保健師を含む専門職者が対象者の方々の生活背景などに関連付けながら「本人が出来る範囲の運動や食事」などを対象者自身と一緒に考え、健康への意識付けを行っている様子が見られました。また、運動指導の際、保健師は運動指導員などと連携を図っていました。その様子から職種を問わずに多職種で連係しながら働く人の健康を支えていくことが重要であると学びました。
 今回の実習で学んだ専門職種間における連携の重要性などは健診センターだけでなく医療現場を含め多くの場面で重要になると考えます。公衆衛生看護実習Ⅰで得た知識を、公衆衛生看護領域に限らず広く活用していきたいと思います。

基礎看護実習Ⅱ

 基礎看護実習Ⅱは、2年次後学期に、北部地域の5施設(県立北部病院・北部地区医師会病院・北部地区医師会附属病院・沖縄愛楽園・勝山病院)において、1人の患者を受け持ち、主に日常生活の援助を行います。1グループ5~7人の14グループに分かれ、2週間の実習を通して看護の実際を学びます。
 学生は、緊張のあまり話すことも、触れることもできない自分を感じながら、傍に居ることから少しずつケアができるようになる体験を重ねます。失敗したと思う現象にも意味があることや、自ら行動することで気づくことがたくさんあるということを体験し、実習への不安は、次第に看護の探求へと目覚めていきます。実習最終日に、言葉を発しない患者の手を握った際、握り返してくれたわずかな反応に励まされ、看護を学ぶことの意味と責任感に目覚める貴重な実習となっています。
 年度末の多忙な時期に、実習施設のご協力とご配慮をいただき無事終えることができました。心から感謝申し上げます。

総評:大城凌子(看護学科 教授)

01.jpg患者の生活背景を理解し、誠実に関わる
2年次 都築彩音(沖縄県立具志川高校出身)
 今回、ハンセン病後遺症・認知症がある方を受け持たせていただきました。基礎看護実習Ⅱは、初めて患者さんを受け持つ実習であり、不安や緊張が強くありました。実習中は、患者さんとの関わり方が分からない、ケアを上手く行えないということも多く、看護計画を立てる上での知識や技術不足を感じました。しかしそのような中でも、患者さんの傍にいる、患者さんを理解しようと誠実な関わりを意識することで、カルテの中だけでは分からない生活背景や思いを知ることができました。特に患者さんは、自身の疾患に対しての様々な思いを抱えているのだと分かりました。そのため、看護師は患者さんの思いを理解し、その上でケアを行うことが大切だと学びました。
 今回の実習を通して、医療従事者としてケアを行っていく責任や、誠実な関わりの必要性を実感しました。実習での学びを、今後も生かしていきたいと思います。

高齢者看護実習

 高齢者看護実習では、学生は高齢者を一人受け持ち、2週間の実習で高齢者のストレングスに着目した目標志向型思考で看護を展開していきます。
 実習先は北部地域にある7施設(野毛病院、北山病院、北斗園、乙羽園、やんばるの家、もとぶふくぎの里、愛楽園)です。
 多くの学生は、はじめの頃、高齢者のできないことにとらわれがちで「目標志向型思考」を難しいと悩みながら、受け持ちの高齢者と関わる中で徐々に、対象者の強みを見出し、その強みを活かした支援方法を導き出してきます。このように、実習を通して、高齢者を、疾病を持つ人と捉えるのではなく、生活者として対象理解することの大切さを実践で学んでいきます。また、学生は、高齢者看護実習を通して、高齢者を取り巻く健康課題・発達課題を踏まえ、高齢者の自立支援、QOLの維持・向上、尊厳を尊重したケアについて深く考察することができたのではないかと思います。
 そして、学生は歳を重ねても充実した生き方ができることを支援者として実感できた実習となったと思います。丁寧にご指導いただきました実習指導の皆様に心より感謝申し上げます。

総評:永田美和子(看護学科 教授)、佐久川政吉(看護学科 教授)、下地幸子(看護学科 准教授)
佐和田重信(看護学科 准教授)、安仁屋優子(執筆・看護学科 助手)、野原 萌(看護学科 助手)

高齢者の人生経験・生活史をケアに活かすことの大切さ
3年次 知念彩華(沖縄県立向陽高校出身)、上地優理(沖縄県立名護高校出身)、増田美咲(鹿児島県立伊集院高校出身)、大藪裕音(東京都立田園調布高校出身)、備瀬雄一(沖縄県立宜野湾高校出身)、祖下実利(岐阜県立大垣西高校出身)
 今回、高齢者実習を通して、多くの学びや気づきがありました。私たちが、受け持たせていただいた高齢者の方々に対し、疾患重視ではなく生活背景や強みを活かして、一人ひとりのどう過ごしたいのかというニーズに基づいたケアが高齢者看護の基礎となっていることを実感することができました。
 例えば、メンバーの一人が受け持った、90代の方は、全盲で排泄支援が必要で、不眠傾向や、認知機能の低下がありました。はじめは問題点ばかりが目に付き、援助者主体の看護ケアの展開を計画しました。しかし、その方は、食事や口腔ケアなど介助するのは一部だけで、排泄の訴えができ、コミュニケーションも多少可能で、短歌や琉歌を得意としていたことなどの強みに気づくことができました。日中、コミュニケーションを図り、琉歌の音読を行うことを数日続けると、はじめは無反応でしたが、自分から「読んで頂戴」と依頼するようになり、作成することを中断していた琉歌を学生に読んでくれました。
 楽しそうな表情に日常生活の中で生きがいを感じられるような支援の大切さも感じました。他のメンバーも受け持った高齢者の変化をそれぞれ感じることができていました。こうした実習体験から、高齢者には、自分達の想像できないような様々な経験知識があり、これまでの人生・生活史を知ることがより良いケアにつながることを私たちは学ぶことができました。

01.jpg実習経験からより良いケアを目指します!

在宅ケア実習

 在宅ケア実習は在宅ケア論で学んだ知識や技術を基に、療養者とその家族へのケアを体験し、在宅ケアの実践に必要な知識や技術・態度を習得する目的で実施されます。在宅ケアの対象者は幅広いために、実習施設は診療所や訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、グループホーム、デイサービスなどの26施設と多岐にわたり、一人の学生が2日間ずつ2カ所の施設で実習を行います。
 実習を通して、在宅療養者やその家族を支える多くの施設やその役割などについて学び、その中で看護職としての役割や他職種と連携の重要性などを学んでいました。また、多くの高齢者や障害者が在宅で療養している現状を実感し、北部地域における医療・保健・介護の現状や課題を考える機会ともなり、学びの多い実習となっていました。
 ご協力いただいた在宅ケア実習施設の皆様へ、感謝いたします。


総称:永田美和子(看護学科 教授)、佐久川政吉(看護学科 教授)、下地幸子(看護学科 准教授)
佐和田重信(看護学科 准教授)、野原萌(執筆・看護学科 助手)、安仁屋優子(看護学科 助手)

01.jpg住み慣れた自宅で生活し続けるための支援
3年次 古堅佑奈(沖縄県立球陽高校出身)
 在宅ケア実習は訪問看護ステーションとデイサービスで行いました。
 訪問看護では、利用者が安心した暮らしを最期まで送ることができるよう関わっており、また、デイサービスでは利用者だけに対する支援ではなく、介護負担の軽減など家族にとってのサポートにも繋がっていると感じました。
 地域には、疾患を抱えながらも生活の中で楽しみや生きがいを見つけ、自分らしく暮らしている方が多くいます。在宅ケア実習を通して、利用者やその家族がどのような生活を望んでいるのか、どのような不安を抱えているのかということを考えながら、他職種と必要な連携を取り、地域での暮らしを支える役割があると感じました。また、「できるだけ住み慣れた自宅で生活し続けたい」という利用者やその家族の思いを看護・介護者が理解したうえで、お互いに協力しながら関わっていくことの重要性を学ぶことができました。

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