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「ヒヤミカチ ウチナー!?平良新助物語?」に本学学生が出演!(沖縄県・平成29年度移民の歴史啓発事業)

掲載日:2018年1月19日お知らせ

 沖縄県は、これまで築きあげられてきた世界のウチナーネットワークが継承され、今後もますます繁栄していくようにという願いを込め、10月30日を「世界のウチナーンチュの日」として定めました。
 そこで、「世界のウチナーンチュの日」を広く普及・定着させるための啓発事業の1つとして、「ウチナー移民歴史劇場『ヒヤミカチ ウチナー!~平良新助物語~』」(平成29年度移民の歴史啓発事業、主催:沖縄県)が公演され、劇団ビーチロックに所属する本学学生の比嘉和佳奈さん(語学教育専攻3年次、沖縄県立名護高校出身)、比嘉亜希子さん(看護学科4年次、沖縄県立読谷高校出身)、三井錬人さん(国際文化専攻4年次、愛媛県立内子高校出身)、西元大知さん(国際学群1年次、京都府・洛南高校出身)が出演しました。
 4人は、平成29年10月8日(日)、10月29日(日)、11月19日(日)に県内3会場での公演に出演し、偉人の人生を通して、多くの観客に海外移民とウチナーネットワークの歴史を伝えました。

 平良新助とは

 1876年(明治9年)~1970年(昭和45年) 今帰仁村出身。

 海外移民とウチナーネットワークの基礎を築いた1人。

 「ヒヤミカチ節」の詩を詠んだことでも知られる。

公演を振り返り、笑顔を見せる一同。
(左から三井さん、比嘉亜希子さん、西元さん、比嘉和佳奈さん)

《 学生コメント 》

比嘉和佳奈さん(語学教育専攻3年次、沖縄県立名護高校出身
 私は、2017年3月に友人の誘いで本公演「シンデレラ・ブルース」を観劇したことをきっかけに、劇団ビーチロックに入団しました。今回の演劇は、小学5年生役だったので、子どもになりきることが大変でしたが、公演を通して、多くの方に平良新助さんの想いを発信することができたのでよかったです。
今回の演劇を通して、平良さんをはじめ、その周りの偉人の方たち、沖縄移民の歴史などを自主的に学ぶことができました。自主学習こそ身になると感じたので、大学生活でも視野を広げ、多くのことに興味を持ち、積極的に学んでいきたいと思います。
比嘉亜希子さん(看護学科4年次、沖縄県立読谷高校出身)
 私は、元々演技に興味があり、劇団に所属している後輩から「一度見学してみないか」と言われ、見学後、そのまま入団しました。
初めての大きな舞台で、多くの方が関わるものをつくりあげていくことは、とても貴重な体験でした。演劇では、平良新助さんの想いを伝えていくためには、どのように役を演じていけば良いのかを考えていました。
 今回の演劇を通して、沖縄に住んでいても多くの知らないことがあるということを感じました。そこで、私は沖縄の文化や歴史を知り、演劇を通して、琉球・沖縄を築き上げてきた方々の想いを伝えていくことで、私のやりたいことにつながり、広い世界を見ることができると思いました。"今"を一生懸命に走りつづけます!
西元大知さん(国際学群1年次、京都府・洛南高校出身)
 私は、演劇について触れたこともなかったのですが、大学入学後に何かしたいという気持ちと元々演劇に興味を持っていたということもあり、入団を決心しました。演劇では、当時の人々の怒りを表現する場面に戸惑ったり、怪我の関係で1公演しか参加できなかったりと大変なことはありましたが、この演劇をきっかけに、沖縄や移民の歴史に関する知識が身につきました。名桜大学では、留学生や他大学の学生と交流する機会は多くありますので、その機会に移民・歴史を伝えていきたいと思います。
三井錬人さん(国際文化専攻4年次、愛媛県立内子高校出身)
 私は、演劇がしたかったというのと熱中できるものがほしかったので、劇団ビーチロックに入団しました。演劇を通して、共演者の方とつながりを持つことができたことは大きな収穫となりました。全員が本気で演劇に取組んでおり、私は遅れをとらないよう必死でした。
 名桜大学では、文化系サークルや部活があまり目立たないため、演劇部・演劇サークルを立ち上げ、名桜大学から芸術文化を発信できるように努めていきたい。

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