沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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人間健康学部スポーツ健康学科 遠矢ゼミボランティア活動報告

掲載日:2017年2月12日お知らせ , 教育・研究活動レポート

「やがじ祭 ~すりてぃ遊ばな屋我地島~ 屋我地散策」をサポート

ツアー参加者と共に

  平成28年11月6日(日)屋我地島にて、「やがじ祭~すりてぃ遊ばな屋我地島~、屋我地散策」が行われ、遠矢ゼミ生7人がガイド補助として参加しました。「歩いて知ろう!屋我地の魅力、発見」ということで、①亀の浜(済井出)コース、②ひるぎ(饒平名)コース、二つのコースに分かれ、散策しました。地元のガイドさんのゆかいなトークにより、終始笑いに包まれ、屋我地島の自然豊かな景色をゆっくりと見学しながら歩いてコースをまわりました。沖縄県外からの観光客の方や、屋我地島の地元の高校の学生も参加しており、一緒に屋我地島のよさを感じることができました。ガイドさんは、島の知識を話すだけでなく、ユーモアで場を和まし「有意義な道草」を提供しており、ガイド補助についていた私たちも勉強になりました。今回第二回目のイベントであり、一回目よりも格段にパワーアップしていました。来年からは、もっと期待できるので、ぜひみなさんも参加していただきたいです。

 髙見 翔太(4年次、兵庫県立長田高校出身)


「スポーツ健康実習:名護岳登山実習」をアシスト 

専門家(右)のレクチャーに
耳を傾ける様子


 平成28年6月26日(日)に海中道路ロードパークで行われた「第11回あやはしトライアスロン大会」に参加しました。本大会は広く県民の間にスポーツ普及し、スポーツ精神を高揚して県民の健康増進と体力の向上を図るものです。併せて本県のスポーツ振興の発展に寄与するとともに、県民生活を明るく豊かにしようとするものです。県内外や外国(台湾等)からの参加者も多く、個人の部・リレー部合わせて700名の選手が参加するトライアスロン大会です。今回のあやはしトライアスロン大会には、4人のゼミ生がボランティアとして参加しました。運営主任やコース設営、来賓受付等、大会の中心となる部署を任せてもらい、今まで以上に良い経験となりました。途中豪雨により、大会が雨天中止という残念な結果になってしまいましたが、ゼミ生の活躍により、無事にイベントの運営をする事ができました。今後も継続して参加して、名桜大学がイベント成功に不可欠な存在となるとともに、多くのことを学んでいきたいと思います。

 桝田 幸奈(3年次,大分県立中津南高校出身)

 


余暇・ツーリズム学会 観光地域ストーリー研究部会 第4回研究会 沖縄大会

 平成28年11月20日(日)、余暇・ツーリズム学会観光地域ストーリー研究部会第4回研究会沖縄大会が名桜大学のサクラウムで行われました。余暇・ツーリズム学会観光地域ストーリー研究部会は、観光立県として多様性に富む沖縄の地域資源を活用した、未来志向型の地域交流ビジネスとして、地域ストーリーによる観光まちづくりを学び実践することを目的としており、今回初めての沖縄大会が開催されました。
 この研究部会の運営、広報、経理を準備の段階から遠矢ゼミ生9人がボランティアとして行いました。赤崎隆三郎さん(名桜大大学院OB)をはじめ、多くの方からご指導をいただきながら、学会の会場準備や資料作成、ラジオ出演やSNSを通じた広報活動も行いました。
 学会当日は、県内から小柳美枝子さん(沖縄総合事務局長代理、運輸部企画室長)、比嘉克宏さん(名護市市長代理、名護市産業部参事兼商工観光課長)、宜保晴穀さん(豊見城市市長)、翁長俊英さん(那覇市議会議長)、岸本洋平さん(名護市議会議員)、宮里徳成さん(伊江村教育長)、岸本能子さん(名桜大学理事)、県外からは、井上博文さん(東洋大学名誉教授)、栗林幸生さん(京都府観光連盟)をはじめとする、全国各地から著名な方が参加されました。
 第一部は丁野朗さん(公益社団法人日本観光振興総合研究所長)より、「地域資源を活用した『地域ストーリー』の価値」をテーマに、基調講演が行われました。
 第二部では、「なぜ、まちづくりに地域ストーリーが必要なのか」をテーマに、千住直広さん(一般社団法人那覇市観光協会催事課)、野島聡さん(札幌市観光ボランティアガイド),仲宗根朝治さん(FMよみたん代表取締役プロデューサー)、藤田とし子さん(まちとひと感動のデザイン研究所代表)、遠矢英憲先生(スポーツ健康学科上級准教授)、岩崎徹さん(株式会社アイーダ代表取締役CEO)らによるパネルディスカッションが行われ、沖縄でストーリーを描く上の課題について新たな提案や意見の交換がなされました。また、最後には、7月5日「名護の日」や7月8日「那覇の日」を名護と那覇をつなぎ、ストーリーに沿って体験活動等をさり気なく提案する『おもてなしの心』を具体化すること、観光立県として多様性に富む沖縄の地域資源を活用した、未来志向型の地域交流ビジネスを創造すること、様々な立場から地域活性化に取り組んでいる実践し、新たなストーリーを紡ぎだすことを宣言する「沖縄ストーリー宣言」も採択されました。
 私たちも運営を行いながら、講演やパネルディスカッションを通じて、改めて沖縄の価値について気付くことができ、沖縄や地元のことをさらに学び、発信していきたいと思うことができました。
 今回の学会の運営は遠矢ゼミ生が主体となり行われ、ゼミとしても初めての試みでしたが、無事に宣言も採択され、大成功を収めることができました。今後は、この学会で議論されたことを実践に移し、北部12市町村や沖縄に貢献していきたいと思います。

 
 4年次 田村 風威(兵庫県立八鹿高校出身)
ベストを尽くしたゼミメンバー一同 参会者全員で記念写真


「地域貢献事業~伊江島フィールドワーク調査および研修~」を実施

参加メンバーで記念撮影

 私たち遠矢ゼミ9人は、平成28年12月3日(土)から4日(日)に「地域貢献事業~伊江島フィールドワーク調査および研修~」活動を実施いたしました。今回の活動は本学設立団体である北部広域市町村圏事務組合より、平成28年度公立大学法人名桜大学地域貢献活動等支援金をいただいたことにより実施しました。北部12市町村の活性化を目指し、民泊事業について学ぶため今回は伊江島に焦点を当てました。実施にあたっては、本学大学院OBである赤崎隆三郎さんのご指導・ご協力のもと、行われました。 1日目は伊江島タッチュー登山、ハイビスカス園、スポーツ施設、青少年旅行村を見学し、それから湧出へ行き、そして伊江村教育委員会、宮里徳成教育長と夕食のBBQをご一緒し、夜には天体観測や電照菊を見に行きました。今回は、実際に民泊事業を行っている伊江島観光協会の山城克己元会長と小濱豊光専務理事のご家庭にそれぞれ分かれ、宿泊させて頂きました。2日目は各班に分かれ自転車でサイクリングをしながら伊江島周辺の施設や観光地を調査しました。  今回の活動を通して、伊江島に県外から訪れる修学旅行生が民泊を体験することで事業発展に繋がっていることを確認することができました。また初めて、伊江島の施設や観光地を巡ったことにより、多くの感動に出会えましたが、同時に伊江島に直面している大きな課題も確認でき、伊江島の将来性について考えさせられる2日間でした。今回は、次年度以降の具体的プログラムを実施するために伊江島を調査しましたが、伊江島で学んだことを大きく活かしていき、今回の調査をベースに発展的なプログラム展開と北部12市町村の活性化の課題として今後も活動していきます。今回は本ゼミが運営主体となり、OB、地元のご支援、ご指導を頂きながら、学生が中心となって地域貢献事業として、報告を含めフィールドワーク調査を行いました。最後になりましたが、平成28年度公立大学法人名桜大学地域貢献活動等支援金の交付とこのような貴重な機会を与えてくださった方々に感謝申し上げます。

井堀 結衣(3年次、大分県立宇佐高校出身)

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