沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

留学体験記

情熱と美食と歴史の国!ペルー!

― 私の留学体験記 From パシフィコ大学 ―

内藤 万里/留学期間:2015年3月~2016年2月/掲載日:2016年2月

 情熱と美食と歴史の国!ペルー!
私の留学体験記 From パシフィコ大学

 Hola!私は、現在ペルーの首都リマにあるパシフィコ大学へ留学中の内藤万里です。一言でペルーを表現すると「情熱的な国」です。それは、挨拶の仕方や人々の人懐っこく温かい笑顔、音楽が流れれば自然と踊り出す様な雰囲気や心が人々にあるからです。そしてなんといっても日本の常識では想像できない世界が一歩外へ出ると日常的に広がっています。道や道路上で物を売る人や見せ物をする人、車で溢れている道をアトラクションのような運転で駆け抜けるバス。留学生活が4カ月を過ぎた今でも毎日が刺激的です。
 大学では、前期に哲学と生態学を勉強しました。これらの授業は全てスペイン語で行われるため授業についていくのも課題をこなしていくことも本当に難しかったです。授業の雰囲気は毎回ディスカッションやグループ形式で学生が積極的に意見を交換していきます。また、哲学の授業では絵を書いたり音楽を聴いて冥想したり芸術的な観点を授業に取り入れていたことが興味深かったです。授業が終わると、遺跡や博物館や美術館へ行ったり、小学校で日本語の授業のお手伝いをしたりしています。
 ペルーは沖縄にルーツを持つ日系人の方が多く、沖縄とペルーとの結びつきを大切にしています。私は、日系人の友人と一緒に日本舞踊を練習してイベントの際に披露したり、現在は田舎方面に住む方にも日本の文化を知ってもらおうと友人とプロジェクトを企画しています。
 最後に、私は留学の機会を与えてくださった名桜大学に感謝しています。私がペルーへ留学することに決めた大きなきっかけとなったのは、1年生の時にペルーから1年間名桜大学へ留学していた日系ペルー人の友人と出会い、2年生の夏休みにその友人にお世話になりながらペルーを旅行しペルーに魅せられたことです。そして友人のような日系人の方の視点に立ってペルーや日本、沖縄を見てみたいと思い留学先をペルーに決定しました。この留学を通してペルーと沖縄、日本を結びつける架け橋のような存在に自分がなれたらと思っています。ペルーそして日系人の方々を私は本当に愛しています。

 2015年7月 

内藤万里(国際文化専攻3年次、静岡理工科大学付属星陵高校出身)



5月に友人家族と海へ旅行にいきました!(手前が筆者) Barrancaで友人と一緒に日系人の方へイベントをしました。

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