台風対策について在学生の方
沖縄県は台風の被害を受けやすい地域となっており、台風は沖縄地方に近づく頃、勢力強まり、移動速度も遅くなることがあるため、長い間台風の影響を受ける場合があります。
台風による被害を防ぐためには、普段からの備えや正しい情報の入手が重要です。被害を未然に防ぐために正しい知識を身につけ、災害に備えてください。
〇家の外の備えを行う(大雨が降る前、風が強くなる前に済ませましょう)
- 窓や雨戸はしっかりと鍵をかけ、必要に応じて補強しましょう。
- 側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておきましょう。
- 風で飛ばされそうな物は飛ばないように固定したり、屋内へ格納しましょう。
〇家の中の備えを行う
- 非常用具を確認しましょう。(懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池式)、救急用品など)
- 室内からの安全対策をしましょう。(窓ガラスに飛散防止フィルムやテープなどを張ったり、カーテンやブラインドを下ろすなど)
- 水の確保をしましょう。(断水に備えて飲料水を確保したり、浴槽に水を張って生活用水を確保するなど)
- 非常用食品を準備しましょう。(乾パンやクラッカー、レトルト食品、缶詰など)
〇「自らの命は自らが守る」意識を持ち、適切な避難行動を行う
- 避難とは[難]を[避]けること。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。
- 危険な場所にいる方は、市町村から出される避難情報に従い、風や雨で外が危険な状況になる前、また、明るいうちに避難しましょう。
- 避難先は、小中学校・公民館だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう。
- 市町村が指定する避難場所、避難所が変更・増設されている可能性があります。災害時には、市町村ホームページ等で避難場所や経路を確認しましょう。
- 避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅内のより安全な場所に避難しましょう。
- 日頃から家族で避難場所や連絡方法などを話し合っておきましょう。
- 避難するときは、持ち物を最小限にして、両手が使えるようにしましょう。
〇気象台が発表する「台風情報」、「警報・注意報」など情報の入手を行う
- 気象台では、台風の影響が考えられる場合や雨などにより重大な被害が発生するおそれがあるときには、 「台風情報」や「警報・注意報」を発表します。テレビやラジオ、気象台ホームページから最新の情報を入手してください。
〇台風接近中は不要な外出は控え、危険な場所へは近づかない
- 雨で増水した小川や側溝は境界が見えにくくなり、転落事故などが発生します。また、山崩れ・がけ崩れも起こりやすくなります。 日頃は安全と思われている場所でも油断せず、危険な場所へはむやみに近づかないようにしましょう。
- 台風が接近し暴風となると、風により物が飛ばされたり、飛んできた物にぶつかったり、車が転倒したりするおそれがあります。また、風に煽られてドアや扉に手や指を挟まれるなどの被害も発生します。 不要な外出は避け、台風が過ぎ去るのを待ちましょう。また、海上や海岸付近では台風接近前から波が高くなり、台風が通過した後もしばらくは波が高いことが多いです。 台風接近時は海上や海岸付近に高波を見に行くなど危険な事はやめましょう。
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