沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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名桜大学と沖縄セルラーがデータサイエンス教育強化の産学連携PBL演習を実施

掲載日:2025年4月7日お知らせ , メディア掲載 , 健康情報学科

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 公立大学法人名桜大学(沖縄県名護市、理事長:高良文雄、学長:砂川昌範、以下、名桜大学)は、沖縄セルラー電話株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:宮倉康彰、以下、沖縄セルラー)と共同で、2025年度に産学連携のPBL(Project Based Learning)演習を実施します。本演習は、次世代のデータサイエンティストを育成することを目的とした産学連携の一環です。

背景

 名桜大学と沖縄セルラーは2024年8月2日に「やんばる地域の健康長寿の実現を目的とした産学連携に関する包括協定」を締結し、沖縄県の北部地域の健康課題の解決に向けた取り組みを開始しました。この協定に基づき、地域社会の健康増進や人材育成・キャリア形成に関する連携を強化しており、今回のPBL演習はその一環として行われます。

PBL演習の概要

 本演習では、名桜大学人間健康学部健康情報学科の専門総合科目「健康情報演習(PBL)」として実施します。沖縄セルラーの従業員の健康診断データとストレスチェックデータを匿名化加工し、名桜大学へ提供します。学生は提供されたデータをもとに、データ解析と健康課題の分析、課題解決に向けた解決策の立案を行います。

 本演習を通じて、名桜大学の学生は実践的なデータ解析を経験し、データ解析スキルの向上を図るとともに、地域企業の健康課題に対する理解を深めることが期待されます。さらに、企業との連携を通じて、実社会でのデータ活用の重要性を学び、健康情報学分野における課題解決型アプローチを身につける貴重な機会となります。加えて、学内における産学連携の一環として、地域企業との協力体制を強化し、今後の共同研究や実践的教育の発展につながることが期待されます。

 一方、沖縄セルラーにとっても、本演習は従業員の健康管理に関する新たな視点を得る機会となります。名桜大学の学生が客観的なデータ解析に基づいて健康課題を明確にし、具体的な解決策を提案することで、より効果的な健康支援施策の立案につながります。また、学術的な知見を活かしたフィードバックを得ることで、企業の健康経営の取り組みをさらに強化し、従業員のウェルビーイング向上にも寄与することが期待されます。

今後の展望

 沖縄セルラーは名桜大学との連携を通じて、地域社会の健康課題をはじめとする様々な課題の解決に向けた取り組みをさらに推進してまいります。また、産学連携での人材育成を推進し、沖縄県の発展に寄与してまいります。


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