2025年2月10日(月)に、カリブ諸国の7カ国(アンティグア・パーブーダ、トリニダード・トバコ、バルバドス、セントクリストファー・ネービス、グレナダ、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン)から各国の保健省の政策立案担当者・地域保健担当者10名が研修プログラムの一環で名桜大学に訪問され、今回「ヘルサポが取り組む地域の行政と連携した健康支援」に関連する内容において研修会を行いました。研修会は、講義とエクササイズを中心とした交流プログラムでした。
講義のタイトルは「Toward Restoring Longevity in Okinawa, Expand Support Activities Based at a Public University "Health Project to Make Everyone Happier"」。
今回のJICA研修の目的は、沖縄での研修を通して、①参加国におけるNCDsの状況と対策及び課題をまとめること。②講義および演習を通じて、沖縄県における地域保健活動によるNCDs対策と課題を理解する。③研修で得た知見を活用して、地域保険活動による対策を作成する。となっていて、今回名桜大学での研修では、ヘルサポが行っている行政や企業と連携して行っている健康支援の仕組みについて、連携の方法やエクササイズ・健康測定の実施方法、成果について講義を行いました。健康寿命をのばそうアワードやがんじゅうさびら賞を受賞した取り組みなどの紹介も交え、ヘルサポが行っている行政・住民・学生との連携の仕組みがなぜ国内において優れた取り組みとして位置づけられるのかなどの説明を行った。意見交換の際には、ヘルサポの活動の仕組みなどは、カリブ諸国においても参考になる部分があることなど、活動に関して活発な意見の交換も行うことができました。
後半では、JOYBEATエクササイズをヘルサポの学生が交流も兼ねて実施し、交流に参加した竹下夢乃(スポーツ健康学科1年次)さんは、カリブ諸国の海外の皆さんとCGアニメーションによるエクササイズで楽しく汗をかくことができ大変有意義でした。また、多くのヘルサポの学生たちもJICAの研修プログラムに参加することができ、英語での会話やエクササイズでの交流など非常に有意義なプログラムになりましたと感想を述べていました。
報告:竹下 夢乃(スポーツ健康学科1年次、広島県立沼田高校出身)
ヘルスサポート顧問 高瀬 幸一(スポーツ健康学科 教授)
JICA関係者の皆さまと
JOY BEATエクササイズ
ヘルサポ活動コンセプト