2025年2月6日(木)午後1時から1時間ほど、サクラウム5階研修室にて国際学部国際文化学科の志田ゼミが、米国より昨年7月に来日したマンスフィールド研修員との意見交換会を実施しました。
マンスフィールド研修は、米国の連邦政府職員を日本に派遣し、日本政府機関等での研修を通じて米国政府の対日理解を促進することを目的に、米国議会によって1994年に設立され、モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団が運営しているプログラムです。防衛、外交のみならず保健福祉や高齢者福祉、運輸、原子力規制などを専門とする関連省庁から、10名の米国連邦政府職員がマンスフィールド研修員として今回、来学されました。
実際の米国の政府関係者との交流は学生たちにとって得難い経験となりました。意見交換会は英語で行われ、名桜大学の学生生活や沖縄文化の紹介に始まり、沖縄、日本、そして日米が抱える様々な課題について、幅広いテーマや視点から意見交換をすることができました。志田ゼミからは4年生から2年生の有志10名が参加し、そのうちの大半は私が担当する現地実習(日米関係コース)の受講者で、去年の夏に日米両政府関係者との意見交換や県内外の関連施設訪問を経験していました。意見交換会の最中に一生懸命ノートをとり、英語でしっかりと自分の意見を表明し、活き活きとした様子で議論を楽しんでいました。今回の意見交換会に参加した名桜生が、本学国際学部の教育目的である「幅広い教養と地域社会及び国際社会への深い理解をそなえた有為な人材」として大きく成長していることを感じることができた素晴らしい時間を過ごすことができました。学生からの質問に真摯に受け答えいただき、また帰りのバスに乗り込む直前まで学生たちと親しくお話をしてくださったマンスフィールド研修員の皆様の優しさにも触れることができました。マンスフィールド研修員の皆様、今回の意見交換会の調整を行っていただいた外務省沖縄事務所の皆様に心からのお礼を申し上げます。
報告:志田 淳二郎(国際文化学科 准教授)
意見交換会の様子中庭で記念撮影
貴重な交流の機会となりました