令和6年8月24日(土)、柳ゼミ3年次は韓国・釜山の東義大学校で開催された「2024グローバル観光キャップストーンデザイン大学生発表大会」に参加しました。この大会には日本や韓国をはじめとする多くの大学生が参加し、参加者は国際的な観点から観光の課題と未来について議論しました。
柳ゼミ3年次では「自然体験型施設における外国人観光客への対応と課題」を発表テーマにし、特に沖縄北部地域の自然体験型施設を対象に外国人観光客をエコツアーに誘致するための取り組みを調査・研究しました。そのために、名護市や東村にある7つの施設を訪問し、施設の現状やインバウンド対応の課題について深く掘り下げました。調査方法としては、訪問可能な施設には直接インタビューを行い、訪問が難しい施設には Google フォームを活用してデータを収集しました。これらの調査結果をもとに発表を行い、国際的な視点で研究成果を示しました。
この努力が実を結び、柳ゼミ3年次は「大賞」を受賞しさらに指導教員の柳先生も「最優秀指導教員賞」を受賞する快挙を達成しました。大会には参加できなかったゼミ生もいましたが、受賞はゼミ全員で掴み取った成果だと感じています。
また、発表だけでなく、釜山での文化交流も大きな成果の一つです。8月22日から25日にかけて、柳先生が主催するスタディーツアーが行われ、現地の観光施設や文化施設を訪問しました。韓国の文化や観光の在り方に触れ、ゼミ生一人ひとりが視野を広げる貴重な機会となりました。
今回の経験は、柳ゼミ3年次にとって単なる学術研究に留まらず、国際的な視点や異文化理解を深める学びの場となりました。この成果を糧に、これからの観光分野でのさらなる活躍を目指しゼミ活動に励んでいきたいと思います。
報告:佐々木 綸(観光産業専攻3年次、青山学院高等部出身)
担当教員:柳 銀珠(国際観光産業学科 上級准教授)
柳ゼミ3年次 左から
久保田紗彩、嘉数セリーナさくら、藤井徳、佐々木綸、柳銀珠先生、古謝磨央奈、山崎航平