令和6年11月11日(月)、鹿児島県の徳之島町立手々小中学校にてソフトバンクの人型ロボット「Pepper」を活用したロボットプログラミングの授業が実施され、ここで本学健康情報学科の学生が講師とサポート役を務めさせていただきました。
この講義は、ソフトバンク株式会社の社会貢献活動の一環として徳之島町教育委員会と名桜大学健康情報学科の学生を中心に構成する学生団体「名桜大学Social Innovation Club」が共同で実施したものです。
名桜大学では令和5年11月6日にソフトバンク株式会社と産学連携に関する協定を締結し、次世代デジタル人材育成の一環として学生がロボットプログラミングに関する指導を受けてきました。その学生らが地域の児童生徒たちにプログラミングの出前授業を行うなどの地域貢献活動に発展しています。
手々小中学校の児童生徒向けにはこれまで数回にわたり名桜大学とオンラインで結んで遠隔でプログラミング指導を行ってきました。これまで取り組んできたプログラミングの仕上げのステップとして、このほど本学学生が現地に出向いて対面での出前授業を実施することができました。
手々小中学校は在校生が小学生3名、中学生2名という中山間地域の小規模校です。これまでオンラインによる画面越しの交流を続けてきましたが、このほどようやく対面での交流を果たすことができました。手々小中学校の児童生徒さんたちは日ごろなかなか交流する機会がない大学生との対面での交流の実現に大変喜ばれていました。
協力:ソフトバンク株式会社
ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し徳之島町立手々小中学校および名桜大学が独自に実施したものです。Pepperはソフトバンクロボティクスの登録商標です。
©SoftBank Robotics
報告:木暮 祐一(健康情報学科 教授)
出前授業を担当した知花優奈さん、山城小雪さん、原口愛美さん
(ともに健康情報学科2年生)
中学生向けには今後小学生児童向けにプログラミング指導役を担えるよう、個別指導も実施しました
小学生の皆さんによる地元見どころのガイドも行われ
手々小中学校児童生徒さんと名桜大学学生との交流も深めてきました