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【健康情報学科 立津上級准教授】国際会議「International Conference on Magnetism 2024」にて招待講演

掲載日:2024年8月22日お知らせ , 健康情報学科 , 教育・研究活動レポート

 令和6年6月30日~7月5日にイタリアのボローニャで開催された国際学会「International Conference on Magnetism 2024」において、招待講演を行いました。これは磁性関連の専門家が3年に1度集う比較的大きな学会で、今回は2000名程の磁性研究者が集いました。「磁性」の身近な例としては、コンピューターの記録媒体、冷蔵庫やスピーカーなどに使用されている磁石が挙げられます(ちなみに、地球も巨大な磁石です)。
 理系の国際学会は一般的に英語が共通語で、シンポジウム、招待講演、一般講演などで構成されており、分野ごとにセッションが分かれ複数の会場(部屋)にて同時進行していきます。今回は、学会関係者により招待講演者として推薦していただいたため、一般講演よりも長い30分の講演時間で、現在進めている研究(JST CREST「自在配列システム]原子・分子の自在配列・配向技術と分子システム機能」)の紹介と、今後の展望をお話させていただきました。講演後には、参加者から質問も多くいただき活発な議論ができたうえ、他の講演者の方々の発表を拝聴することで自身の研究に繋がる新たなアイディアを得ることもできました。コロナ禍では多くの国内・国際会議が中止・延期を余儀なくされていましたが、久しぶりの対面参加で昔の研究仲間に再会する機会にも恵まれ、人と人同士の繋がり、そして研究者コミュニティの大切さを改めて実感する貴重な経験となりました。

報告:立津 慶幸 (健康情報学科 上級准教授)

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招待講演の様子

tatetu2.jpg過去に参加した文科省研究プロジェクトメンバーとの会食

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