令和6年7月26日(金)、本学理事長室にて奥本弘文奨学金贈呈式が執り行われました。
奥本弘文奨学金は、奥本弘文氏から寄附された財源を基に奨学金による経済的支援を行い、将来地域社会に貢献し得る人材を育成することを目的に創設されました。
募集対象は沖縄県北部12市町村出身の、健康情報学科に2年次以上に在籍する学生として、この度令和6年度奨学生3名が採用されました。
奥本弘文氏を囲んで。
左から砂川学長、伊波さん、奥本弘文氏、仲間さん、新里さん、田邊健康情報学科長
贈呈式では、奥本弘文氏より奨学生へ直接奨学金が手渡された後、砂川学長、田邊健康情報学科長より奥本弘文氏へお礼の言葉が贈られました。
奥本弘文氏は「以前は外国人向けの奨学金の運営に携わっていた。当時より、地元の学生の役に立てたらという思いがあり、今回の奨学金の創設につながった。ぜひ役立てていただき、学びを地域に還元できる人材となってくれたら嬉しい」と創設の想いを語りました。
奨学生の3人からもそれぞれお礼の言葉があり、伊波星奈さんは「奨学金を授与していただき、どうもありがとうございます。いただいた奨学金で、学業や診療情報管理士などの資格取得に専念したいです。私は現在、北部12市町村を中心に、沖縄県の健康長寿を取り戻すことを目的とした活動を行う団体『ヘルスサポート』に所属しています。また、地域の豊年祭などの行事にも積極的に参加しています。今後も『地域社会に貢献し得る人材』を目指して様々な活動に取り組みたいです」と感謝の言葉と今後の抱負を述べました。
採用奨学生
伊波 星奈さん(健康情報学科2年次、沖縄県立名護高校出身)
仲間 久斗さん(健康情報学科2年次、沖縄県立本部高校出身)
新里 佳祐さん(健康情報学科2年次、沖縄県立宜野座高校出身)