沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

最新情報

AEON×名桜大学「健康長寿弁当コンテスト」で 名桜大学ヘルスサポート"つなげる長寿チーム"がグランプリを獲得

掲載日:2024年7月8日お知らせ , スポーツ健康学科 , スポ健コラム , 国際文化学科 , 地域の方向け , 教育・研究活動レポート

IMG_5817.JPGつなげる長寿チームメンバー(所属情報はコンテスト実施当時、令和5年度の情報です)
名桜大学ヘルスサポート所属:宮田 龍之介(スポーツ健康学科4年次、大阪府・花園高校出身)、駒井 杏樹(スポーツ健康学科4年次、北海道帯広三条高校出身)、中山 紗矢香(国際文化学科1年次、長崎県立島原高校出身)、新城 碧唯(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立読谷高校出身)
担当教員:林 優子副学長(国際観光産業学科 教授)、名桜大学ヘルスサポート顧問:高瀬 幸一(スポーツ健康学科 教授)

「健康長寿弁当コンテスト」について

健康長寿弁当音テスト.jpg イオン琉球と名桜大学は、双方の有する人的・物的資源を有効に活用して、豊かな地域社会の形成・発展に寄与することを目的に2022年8月に産学連携包括協定を締結しました。その協定に基づく取り組みの一環として、沖縄県の課題である長寿県復活のために「健康を意識した若者が食べたくなる弁当」をテーマにした、AEON×名桜大学「健康長寿弁当コンテスト」がこの度開催されました。
 コンテストは、2023年4月より学内でアイデアの公募が開始され、総勢10チーム(47名)の学生による12案のアイデアが寄せられました。その応募をもとに学内・イオン琉球社内においてさまざまな審査が実施され、この度名桜大学ヘルスサポートつなげる長寿チーム「つなげる長寿弁当」が見事グランプリを獲得しました。IMG_0132.JPG
 一次審査は書類審査が実施され、続く二次審査では、名桜大学学内において自分達の考えた「健康長寿弁当」のコンセプトやレシピなどをプレゼンにて審査員にアピールしました。
 「つなげる長寿弁当」は、Well-being(心身と社会的な健康)をテーマに沖縄の"ゆいまーる"や"いちゃりばちょーでーの精神"という共に助け合うこと、そして沖縄の温暖な気候で育まれた伝統的な食文化を繋いでいくために考えた、沖縄の長寿をつなぐことをコンセプトとして考案したお弁当です。
 考案した主なメニューは主菜:魅惑のラフテー、長寿コロッケ。副菜:島豆腐とニガナの和物・シークワサー風味、コンソメ煮ナーベラーの卵添え、ほくほく紅芋、鳥のささみとほうれん草胡麻和え、シャキシャキレタス、プチトマト。主食:スーチカーinジューシーでした。

「そしていよいよ商品化へ!」

 今回、AEON×名桜大学「健康長寿弁当コンテスト」においてグランプリを獲得した、「つなげる長寿弁当」は、その後、さまざまな調整を経て、コンセプトを崩すことなく最終的に名桜大学とイオン琉球が共同開発した、名桜大学ヘルスサポート監修「つながるうちなー弁当」として商品化され、見事無事に発売することができました。販売期間は令和6年3月20日(水)から4月16日(火)までの期間限定にて、イオン琉球の主幹店において販売されました。
累計の販売数は2,700個でした!
 なんと今回のお弁当の主催として提案したスーチカー inジューシーは、別途単独で販売することも検討中とのことで、色々な意味で "つながる" 可能性が大きいです。店舗で見かけたら是非とも召し上がってみてください。

IMG_0153.JPG 駒井さん監修.jpg
パッケージのラベルデザインにも取り組みました
IMG_5803.JPG
試行錯誤してついに完成した「つながるうちなー弁当」!

学生のコメント

 自分たちで考えたお弁当を最優秀作品に選んでいただき、商品になったものを見た時は本当に感動しました。このコンテストを通して、アイデアが実際に商品になることの難しさや素晴らしさを知ることができました。また、今まで気づかなかった沖縄の魅力にも気づくことができました。この経験を活かして、今後のヘルスサポートの活動で、「健康を意識した食事」をたくさんの人に考えてもらえるきっかけを作りたいです。

中山 紗矢香(国際文化学科2年次、長崎県立島原高校出身)

 今回、健康長寿弁当コンテストに参加し、とても貴重な経験を得ることができたと思います。私は沖縄県出身ですが、今回のうちなー弁当を試行錯誤する上で、私がまだ知らなかった沖縄の食材や魅力について知ることができました。また、最優秀賞に選ばれ、店頭で発売されている間にお弁当の様子を見に行くと、実際に手にとってくれる方や弁当のポップを真面目に見てくれくる方がたくさんいて、とても嬉しかったです。もし機会があれば、また参加したいです。

新城 碧唯(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立読谷高校出身)

IMG_5871 (2).JPG

左から、新城 碧唯さん、中山 紗矢香さん

指導教員からのコメント

 つながるうちなー弁当を考案するにあたり、立案から調査、計画さらに試作まで4人が協働しよく頑張ったと思います。マーケティングの観点から企業の商品開発さながらの市場調査まで実施し、お弁当の内容のみではなく利益も勘案した考案には敬意を表したいと思います。また、大宜味村にある健康長寿のお料理で有名な、「笑味の店」まで何回も足を運び、金城さんから幾度となくアドバイスをいただき試行錯誤を重ねながら完成したお弁当は、汗と涙の結晶ですね!最後に、お弁当も大好評だったとのことで、皆さんで苦労した甲斐がありましたね。

名桜大学ヘルスサポート顧問 高瀬 幸一(スポーツ健康学科 教授)

関係者からのコメント

 この度のプロジェクトにおいて、多くの学生にご参加いただき、ありがとうございました。"健康長寿"をテーマにみなさんの柔軟な発想と、想いの伝わるプレゼンを聞いて、優秀作品を1つに絞るのが非常に難しかったです。優秀作品に選ばれた作品は、材料調達から、アイデアを具現化するまでに様々な課題、難題にぶつかりました。しかし最後まで試行錯誤し、商品化、販売できたことは心より嬉しく思っております。完成した「つながるうちなー弁当」は、お客さまから「おいしかった」という声もいただき、これまで弊社では扱っていなかったようなお弁当を発売することができ、大きな学びも得ることができました。この経験がみなさんにとっても学生生活のよい経験となれば幸いです。

イオン琉球(株)デリカ商品部 バイヤー宮下様より

Special thanks

 この度の「健康長寿コンテスト」において、「笑味の店」の金城笑子さんの温かい、そして高瀬先生の熱のこもったご指導ご鞭撻のおかげで最後までやり遂げることができたことに改めて感謝の意を表します。

メンバー一同より

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要となります。お持ちでない方はAdobeよりAdobe Readerをダウンロードしインストールしてご利用ください。
掲載されている内容、お問合せ先、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また掲載されている計画、目標などは様々なリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。

ページトップへ