国土面積が広大で、治安もよいと知られているオーストラリアは日本との時差がわずか1時間しかないこともあり、留学希望者から人気がとても高い国です。
しかし、これまで本学にはオーストラリアの協定校は、2007年に締結したシドニー郊外に位置するウーロンゴン大学の1校しかなく、オーストラリアの他の地域にも留学に行きたいという声が多くありました。
それに応えるように今年の3月初旬、砂川昌範学長を始め、本村純国際交流センター長、荻堂盛淳学生部長、中山登偉国際交流課長の4人でオーストラリアのビクトリア大学とサザンクロス大学を視察訪問し、それぞれの大学で大学間の国際交流協定を締結しました。
ビクトリア大学は1916年に設立されたビクトリア州にある公立大学です。メインキャンパスはメルボルン中心部から西へ9キロ程のフツクレイに位置します。学生総数は約41,000人。工学、会計、経営学、観光ホスピタリティ、法学、法律、心理学、教育、言語、人文、コミュニケーション、芸術、環境学、理学、看護学、医療サービス、スポーツ・運動科学などの学部があります。
サザンクロス大学は1994年に設立された公立大学です。オーストラリア全土で複数のキャンパスを運営しており、主要なキャンパスはリズモア、コフスハーバー、ゴールド コーストにあります。学生総数は約 17,000 人。人文科学・芸術、ビジネス、教育、エンジニアリング、工学・科学、健康、先住民族の知識、IT、法学、海洋・環境科学、音楽・クリエイティブアーツ、看護学・助産学、科学・環境、社会福祉学・地域福祉学、観光学などの学部があります。
両大学共に教育研究や専攻設置は本学とマッチしており、付属の短期大学部に外国人留学生の英語レベルに適した語学コースも充実しているため、本学の学生にとっては非常に良い留学先となるでしょう。
報告:中山 登偉(国際交流課長)
砂川学長とビクトリア大学 TAFE(技術・継続教育)のCEO、Mr.Wayne Butson
協定調印式会場にて
本学訪問団とビクトリア大学関係者 協定調印式後
砂川学長とサザンクロス大学Thomas Roche副学長
本学訪問団とサザンクロス大学の関係者及び
本学派遣留学生