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令和6年度教育・養護実習出発式を開催(4/22)

掲載日:2024年5月20日お知らせ , 在学生向け , 教職員向け , 教育・研究活動レポート

 令和6年4月22日(月)に、学生会館SAKURAUM大講義室A及びオンラインにて令和6年度教育・養護実習出発式を開催しました。
 今年度は、74名(英語:24名、保健体育:30名、養護:20名)の学生が県内外で教育・養護実習を行います。
 出発式では、高安美智子教員養成支援センター長から、教師に必要な資質や教育・養護実習への心構えと注意事項などの具体的なお話と、激励の言葉が送られました。
 各教科の実習生代表挨拶では、中村光実さん(語学教育専攻4年次、熊本県・文徳高校出身)、中村大悟さん(スポーツ健康学科4年次、熊本県立牛深高校出身)、廣池咲穂さん(スポーツ健康学科4年次、福岡県立新宮高校出身)の3名が実習への思いを発表しました。代表者の合図で全員の声を合わせて頑張ろう!と鼓舞した後に、各教科の指導教諭からも熱い激励の言葉が送られ、実習に向けてより気持ちが高まる出発式となりました。
 最後に受け入れてくださる実習先の関係者の皆様へ感謝申し上げます。みなさんの実習が充実したものになるよう教職員一同期待しています。

報告:兼浜 千聖(教員養成支援センター 係員)

高安センター長から実習の心構えと激励の言葉.jpg

高安センター長から実習の心構えと激励の言葉

実習生全員で「頑張ろう!」.jpg実習生全員で「頑張ろう!」


各教科の学生代表あいさつ

中村 光実さん教科:英語

中村光実さん(英語).jpg これから私達は、実際の教育現場に身を置き、現職の教職員の方々や児童生徒と向き合いながら、教育実習に臨むことになります。今まで学んできた知識やスキルを活かし、全力で取り組むことはもちろんのこと、机上の学びでは得られない知識やスキルを身に付けることができる貴重な機会であることを忘れずに、教育実習に励みたいと思います。
 今回、私は母校である中学校で実習を行います。実習先である母校は私にとって、思い入れのある場所であり、中学三年生の時の担任の先生の言葉が、将来、教師という職に就くことを考え出したきっかけとなっています。今の私を創ったきっかけとなる母校で、子ども達と共に過ごし、私自身の経験や思い出を共有することで、子どもたちが自分自身の将来やこれからを考える助けやきっかけになればいいなと思います。
 私を含めた英語科教職課程の学生は多くの先生方のご指導の下、教育実習に向けて学び、努力してきました。それらの経験を糧にし、自分自身の持つスキルを最大限に発揮し、実習期間中に訪れる課題や試練を乗り越えながら、実習後、「教育実習を通して成長できた」「教育実習を経験できて良かった」と思うことができるような有意義な時間を過ごしていきたいと思います。
 また、教職課程の中で私たちを指導し、支えてくださった先生方や職員の方々、協力してくださる実習先の方々への感謝の気持ちを忘れずに、実習に参加する全ての生徒が実りある時間を過ごせることを願っています。

中村 大悟さん教科:保健体育

中村大悟さん(保健体育).jpg 我々、保健体育科教育実習生は、教育実習を通して、実際の教育現場を肌で感じ、これまでの教職課程で学んだ知識を現場で実践することで、自分のモノにしたいと考えています。また、教育実習を通して、先輩の先生方や生徒と交流するという楽しい部分や、学んできたことが上手くいかず、苦悩することもあるとは思いますが、全て含めて教職課程の集大成として、学んできたいと考えています。
 近年、ICTの活用や、スポーツ基本法の改定などによって、体育やスポーツ、保健体育科は大きな変化を迎えています。その為、変わりゆくスポーツの楽しさ、多様なスポーツへの関わり方、新しいスポーツの考え方などを生徒たちに教えていきたいと考えています。
 私は、今年の3月に中学校、高校、大学の3校種での保健体育科教員の経験がある先生とお話をさせていただく機会がありました。そこで、保健体育科教員になりたいという目標を話すと、何度も話されていたのは「教員が生徒に一方的に教えるという考え方をしてはいけない。教員は生徒が成長する手助けをする。そして、生徒と共に学んでいく姿勢でなければならない」という事と、「何よりも子どもを好きであることが教員を続けることが出来る秘訣である」という事です。
 教育実習先では、話し方、教え方、関わり方など、生徒とのコミュニケーションを積極的に取る中で、子どもの成長の喜びなどの子どもを好きである実感や、生徒とともに学んでいくという貴重な経験をしていきたいと思います。まだまだ教育者としては未熟だとは思いますが、自分自身の学びと、一つでも多く生徒たちの成長の糧になる事ができるよう、粉骨砕身頑張りたいと思います。

廣池 咲穂さん教科:養護

廣池咲穂さん(養護).jpg 私は、今日出発式を迎えるまではまだ自分達が養護実習に行くのは遠い日のことのように感じていましたが、いよいよ自分達が養護実習に行く番になったという実感がようやく湧いてきています。
 実習を迎えるにあたっては、緊張や不安、楽しみな気持ちなど、それぞれが色んな気持ちを抱いていることだと思います。しかし、一年生からの授業を思い返してみると、夜遅くまで実技の練習や授業準備をしたり、後輩の授業に行って指導をしたり、病院実習を行ったりと辛いことや大変なことも養護教諭組みんなで乗り越えてきました。多くのことを学び、経験を積んできたからこそ、ここまで学ぶべきことは、学びきったという自信を持っていいと思います。
 養護実習では、これまで学んできたことを発揮し、さらに学びを深められる充実した実習にできるようにお互いに助け合いながら、4週間という貴重な期間を楽しみつつ、全員で乗り切れるように頑張りましょう!

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