令和6年3月21日(木)に名護市立東江中学校にて授業発表交流会が開催されました。名護市が英語教育のゴールとして掲げている「自分の地域のことを英語で紹介することができる」という目的の達成をねらい、1年間学んだ英語の集大成となる発表会に、今回初めて名桜大学の留学生を招待していただきました。
当日は、3クラスで各6チーム・6テーマに分かれて発表が行われました。テーマは、①東江中学校、②イベント・伝統行事、③観光名所、④名産品、⑤ご飯屋さん、⑥インスタ映えスポットの6つに分かれていました。
発表では、中学生たちは難しい英単語を流暢に話し、アイコンタクトやジェスチャーを交えながら一生懸命伝えようとしていた姿が見受けられ、英語が伝わると、部屋中に笑みがこぼれるほど、発表に楽しく取り組んでいた様子でした。東江中学校の英語教育では「ICT機器を活用しながら、オーセンティック(具体的な本物の場面に即して学びをデザインすること)な英語を学ぶ」ことを目標にしていることから、各生徒に1台のパソコンが配布されており、生徒たち自身で作成したスライドをパソコンで表示しながら、写真・イラスト・動画などを交えて分かりやすく説明していました。
また、発表が終わると、名桜大学の留学生に英語で質問を投げかけたり、留学生からの質問に英語で答えたりなど、交流を一生懸命していた姿に留学生たちも感銘を受けていました。
名桜大学から参加した留学生は、「こんなに早くから英語をしっかり学べる環境があって羨ましい」、「名護市についてたくさん知れて、紹介されたお店に今度行ってみたい」などとコメントをし、有意義な時間となりました。また、英語を第一言語としないアジア圏の留学生に対しても中学生たちが一生懸命に交流をしてくれたおかげで「お話しやすかった」など、留学生たちも喜んでいた様子でした。
報告:ナシメント サユミ(国際交流課 係員)
参加した名桜大学の学生たち | 交流の様子 |
発表準備の様子 | 東江中学校のみなさんありがとうございました |