令和5年11月15日(水)に、名桜大学において福知山公立大学の学生12名(3年次)と名桜大学の学生9名(2年次)で「診療情報管理系学生交流会」を開催しました。今回の開催で6回目となる交流会は「福知山大学と名桜大学の学生相互の親睦を深め、新たな知識や視点を獲得し、交流を通じて自らを捉え考え直し、学習意欲および目的意識を向上させる」ことを目的としています。
交流会は前半にアイスブレイク、後半にワークショップを行い、その後グループ単位で昼食をとりました。4つのグループに分かれ実施し、自己紹介後に行ったアイスブレイクではA→Z、Z→Aまで順にアルファベットを言っていくABCゲームや京都、沖縄の連想ゲームを行ったり、それぞれの大学や大学周辺の特徴を紹介したりして、仲を深めワークショップに入ることができました。
ワークショップでは名桜大学の診療情報管理系基礎演習で行っている「LTD学習」を行い、「人類と病」の序章を精読し、著者の主張やその根拠をまとめました。序章は感染症のペストとコレラに焦点を当て、社会の対応や課題は何なのか等が書かれた内容になっていました。名桜大学の学生はLTD学習を経験しているので、先生からファシリテーションするように言われていましたが、その必要がなく福知山公立大学の学生が話をリードする場面もあり、活発に意見交換をしてまとめていくことができました。また個人的には福知山公立大学の学生の意見や発表するときの文章のまとめ方など参考になると感じることが多くありました。
今回の交流会は、初対面の人と話すということもあり緊張した部分がありましたが、アイスブレイク等で話やすい雰囲気になり良い活動ができたと感じています。また、普段の授業を受けている学生以外の人と意見を交わす機会があり、異なる視点からの意見や違ったまとめ方・発表の仕方もあるなどたくさん参考になることがあり、多くのことを学べた交流会となりました。
報告:桃原 歩夢(国際学群2年次、徳島県立徳島科学技術高校出身)
交流会の様子
交流会を終えて。参加学生・教員一同