スポーツ健康学科では、令和5年11月4日(土)に1・2年生を対象としたキャリア秋季セミナーを学生会館サクラウムにて開催しました。
「就職状況に関する現状を把握するとともに、改めて自分の進路について検討し、今後の大学生活の過ごし方について考える機会とする」ことを目的に、1年生79名、2年生69名の参加がありました。講師として企業の方や本学卒業生をお招きし、学年別のプログラムが展開され、スポーツ健康学科での学びを生かした進路やキャリア形成について考える機会となりました。
報告:仲田 好邦(スポーツ健康学科 准教授)
学年 | 2年生 | 1年生 |
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プログラム 「講演」 |
「現代就活事情~納得のいく人生・就活のために~」 |
「これからを創る~「想い」が生み出す「行動と結果」とは~」 「就きたい仕事に就くために、やりたい仕事をするために」 |
プログラム 「先輩に学べ」 |
コーディネーター パネリスト ●保健体育教諭 ●養護教諭 ●公務員 |
OB・OGとのQ&A |
「これからを創る~「想い」が生み出す「行動と結果」とは~」 |
藤生恭子氏を囲んで
参加者の声
岡田 茉里那さん(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立八重山高校出身)
今回のキャリアセミナーでは谷出さんによる現代就活事情と名桜大学卒業生の先輩方によるパネルディスカッションを通して、学生の間にやっておくべきことや理想と現実のギャップなどをお聞きすることができました。就職活動を行うときにはひとつのことに囚われずに、たくさんの情報や自分自身のことを把握しておくことが必要であることがわかりました。そのためにも、学生時代の間に様々なことに挑戦し、たくさんの人たちとの出会いを大切にしていきたいと思います。
平野 凜さん(スポーツ健康学科2年次、宮崎県立宮崎商業高校出身)
大学2年生である今、就職活動において貴重な話を聴き、将来の自分について明確なイメージをもつことができた。自分は保健体育の教員を目指しているが、講義内で「他人と比較をしない、行動をしながら準備をする」ことが大事であるという言葉があったため、学生である今の自分がすべき行動を考えて、実行に移していこうと考えた。仕事は人生の中で大きな活動であるため、今日の講義で得た知識や考えを基に将来の自分のためになる行動をとっていきたい。
菊池 琉杏さん(スポーツ健康学科1年次、福島県立磐城桜が丘高校出身)
今回の秋季セミナーを通して感じたことが3つあります。1つ目は自分の行動に自信を持つことが大切であるということです。自分が何をしたいのか、どんな姿でありたいのかなどの目標を基に次は何をすべきなのかを考え、自信をもって行動していくことで将来に繋がるのではないかと思いました。2つ目は好きなものを形にしていくということです。仕事は自分がやりたいことばかりできるわけではありません。しかし、いつか知識や力になることがあるため、やりたくないことも避けずに頑張っていくことが大切であると分かりました。3つ目は人との縁を大切にするということです。仕事をする上で人と関わることは切り離すことができないことだと思います。人間関係を構築することは簡単なことではないと思いますが、挨拶や笑顔でコミュニケーションをとるなど、自分ができることから始めていき、良い人間関係を築いていければ良いなと思いました。
中並 克貴さん(スポーツ健康学科1年次、福岡県立嘉穂高校出身)
私の将来は?夢は?目標は?改めて考えてみると私には明確なものは何ひとつありませんでした。今回、キャリアセミナーで北脇さん、藤生さんの話を聞き、自分の将来を考え直すことができました。講座の中で特に驚いたことは北脇さんと藤生さんの行動力です。思い立ったらすぐに行動をしており、北脇さんに関してはコロナ禍で制限が設けられる中でできることを見つけ、全力で取り組んでいました。なぜ、そんなにも挑戦ができるのか、怖くはないのかと思いましたが北脇さんも藤生さんも強い想いをもっていることに気付くことができました。想いは、行動力の源であり、周りをも巻き込む大きな力があると思います。「想いを持ちながらとった行動は人生において誇りとなる結果を生んでくれる。」北脇さんの言葉は私の背中を強く押してくれました。今回のキャリアセミナーでは、やりたいことがハッキリ決まったという訳ではありませんがこれだけは譲れないという想いをもち、充実した4年間を送りたいと思うことが出来ました。私にとって大きな1歩でした、ありがとうございました。