令和5年 9月14日(木)、今年度新設された人間健康学部健康情報学科の「1年次教育研修」を実施しました。履修指導及び指導教員による個別面談を中心に、毎年実施している「ITスクール」と連携し、国際学群情報システムズ専攻3、4年次の協力を得て、複数のプログラムを並行して実施しました。
まず、前学期の履修状況及び後学期の履修計画について全体説明を行いました。その後、指導教員による個別面談を実施し、それと並行して、「ITスクール」の複数イベントを開催しました。
PCやハードディスクを分解し、実際に回転しているディスクに触れたり、GPU「NVIDIA GeForce」の RTX4090とRTX3090の処理速度の比較を行いました。そのほか、IoT、生成AI、ドローンなどのIT技術や診療情報関連のロールプレイなどを体験してもらうことで、今後の授業につながる研修となりました。今後も、IT技術の進化とともに、1年次教育研修の内容も進化し続けたいと考えています。
報告:天願 健(健康情報学科 教授)
プログラム
「イベント0」個別面談(履修状況、履修計画等確認)
「イベント1」コンピュータ・ミュージアム
「イベント2」ハイスペックGPU体験
「イベント3」IoT体験
「イベント4」通信・ネットワーク、島ゼミ卒業研究紹介
「イベント5」生成AI(ChatGPT、画像生成)
「イベント6」診療情報関連
「イベント7」ドローン体験
教員・先輩学生に教わりながらPCを分解 |
診療情報管理士体験 |
生成AIで名桜大学のキャラクターづくり | ドローン操作体験 |
集合写真をドローンで撮影しました
参加学生のコメント
具志堅 妃乃(健康情報学科1年次、沖縄県立糸満高校出身)
今回の1年次研修を通して、より深く自分の興味のある分野について知ることができました。様々なブースを回った中でも、特に印象に残ったのは、ドローン体験と診療情報管理士体験です。ドローン体験では、実際に自分で操作してドローンを飛ばしました。また、診療情報管理士体験では、診療情報管理士が担う「医師と患者さんの橋渡し」がいかに重要なのかについて学べました。これらの経験は、自分の将来の目標を立てる上でとても有意義な時間になりました。
比嘉 彩乃(健康情報学科1年次、沖縄県立首里高校出身)
1年次研修で様々なブースを回った中で、診療情報管理士体験とドローン体験、自分たちでPCを分解したことが特に印象に残っています。診療情報管理士体験では、診療情報管理士に求められている役割について学ぶことができました。また、ドローン体験では実際に自分でドローンを操作し飛ばし、PCの分解ではハードディスクの中の構造や仕組みについて学ぶことができました。普段の生活では体験できないことをできて視野が広がり、とても有意義な時間になりました。
写真右より具志堅さん、比嘉さん