看護学科4年次の4人が、令和5年度沖縄県職員(保健師)採用試験に合格しました。
合格した中村理以奈さん、大城紗里さん、前川涼さん、末吉千夏さんは、令和5年10月5日(木)、砂川学長を訪れ合格を報告しました。
砂川学長は訪れた4人に、合格に対する思いを質問しました。合格者は「実習の時に担当してくれた保健師が、住民に対し親身に接している姿に憧れた」、「看護師の免許を活かし市町村の保健師業務のアルバイトをし、市町村と県の連携が重要だと感じた。県の保健師として、マネジメントの立場からより良い連携の仕組みづくりをしたい」、「祖母がうつ病を患ったときに保健師の方と出会い、中学生の時から保健師になりたい夢があった。遠回りとなったが、保健師になるために名桜大学に編入した。名桜大学は県内唯一、専門学校から看護学科へ編入ができる大学。これからも同じような人たちが夢を叶える場所でありつづけてほしい」、「実習の時に、様々な疾患の原因に生活習慣が関わっていることを知った。病院での入院期間は短く、生活習慣の改善を支えるのは難しい。根本の解決を考えたときに、地域を見守る保健師の仕事に魅力を感じた。県の保健師として、各地域を回りながら県全体を見守り、自身も成長したい」とそれぞれの心境を語りました。
これを受けて砂川学長は、「健康寿命の順位がどんどん低下し早世(65歳未満の死亡)が課題である沖縄県において、保健師はとても重要な役割を担っています。名桜大学でもCOIやんばるプロジェクト健診等の活動を行っていますが、健康に対して県と名桜大学の掲げるミッションがリンクすることで沖縄県全体の向上に役立てると考えています。これらの意味で、県の行政に名桜大学卒業生がいるということはとても頼もしく、嬉しいことです。ぜひ頑張ってください」と激励の言葉を送りました。
合格した学生を囲んで。学長と担当教員ら