令和5年7月14日(金)、本学多目的ホールにて令和5年度名桜大学奨学金贈呈式を執り行いました。今年度は、72人、3団体が選ばれました。
贈呈式では、砂川昌範学長より、「人生を一年の四季になぞらえて捉えてみてください。私の大学の恩師は、大学生の時期は"冬"であると断言されました。寒い冬の間、土の中で今か今かと芽吹こうとして耐えている植物の種のようなものだというのです。そうやって人生を捉えることで、社会に出て"春"を迎え、"夏"には自分の能力を発揮して活躍し、最終的に実り多い秋のような人生に到達できるのだと教えてくれました。皆さんはこれから地上へ向かって芽吹くために、在学中にしっかりと備えてください」と激励の言葉が送られました。
これを受けて、奨学生を代表して中川 暁音さん(スポーツ健康学科4年次)は「私は沖縄の自然の中で、新たな経験を積みたいという思いで名桜大学への入学を決めました。入学当初は新型コロナウイルスの影響で入学式が中止となり、入校禁止でオンライン授業になるなど多くの不安や苦労がありました。外出自粛により、一人きりで過ごす日々も長かったですが、そのような状況の中頑張ってこられたのは、先生方、家族や大学で出会った友人のおかげです。コロナウイルスの流行が落ち着いてからは、大学に登校し講義や部活動、学生団体の活動など、様々なことに取り組んでいくことができました。今回名桜大学奨学生に選出された方々も、多くの苦労や努力を経てこの場にいるのだと思います。このような素晴らしい賞をいただけたことを私たちの励みにし、今後とも、奨学生としてその名に恥じないよう日々勉学や部活動に精進してまいります」と決意を表明しました。
奨学生一同
奨学生代表あいさつ