令和5年2月20日(月)、本学本部棟4階第一会議室にて、株式会社ジャパンエンターテイメントと名桜大学の「産学連携に関する包括協定」締結式が執り行われました。
この協定は、双方の有する教育・実践・調査研究における人的・物的資源を有効に活用した連携により、観光事業領域でのキャリア形成を志向する人材を対象に、やんばる、沖縄、そして日本の観光産業の発展に寄与する高度な観光人材を育成することを目的に締結されました。
締結式では、まず本学の砂川昌範学長より包括協定に至った経緯について説明があり、「本学は、地域との連携を通じた人材育成及び国際社会で活躍できる人材育成を教育の目標としています。本連携により、マーケティング及びマネジメントの能力を備えた人材を育成することが可能となると考えています。さらには、アフターコロナにおいてインバウンド需要が回復すると予想されますので、多言語対応や異文化理解の教育を受けた本学の学生が活躍できると期待しています」と述べました。
次に株式会社ジャパンエンターテイメントの加藤健史代表取締役からは包括協定の概要についての説明があり、「この度の提携は、沖縄から日本の観光産業を変革する一つの取り組みとしてとらえています。コロナ禍において、沖縄県も大きな影響を受け、こういった環境の中で未来の沖縄を担う高度な観光人材の必要性がますます高まっていると認識しています。観光産業を学ぶ教育の場としての名桜大学と、その学びを通して実践し自らのキャリアを形成していく場としてのテーマパーク事業が、それぞれの役割を通して高度な観光人材を育成することに寄与していきたい」と抱負が語られました。
抱負を語る加藤代表取締役
期待を述べる砂川学長
高度な観光人材育成を目指して。
左から佐藤大介取締役、加藤代表取締役、砂川学長、林優子副学長