本学看護学科の授業科目「国際看護学Ⅱ海外研修」は、発展途上国・地域を訪問し、現地の人々との交流を通して異文化を理解するとともに、国際保健協力活動の実際を学ぶことを目的とした授業です。今回の研修では、2・3年次合わせて8人がタイを訪れました。令和4年10月13日(木)には、この国際看護学Ⅱ海外研修の成果を砂川昌範学長に報告しました。
報告では、横川裕美子教授と金子有希助手、並びに8人の学生が令和4年9月5日(月)から9月13日(火)に行われた研修内容「感染対策について」「ホームステイについて」「現地の病院見学について」「タイでのLGBTやHIVの問題について(写真も含めて)」4つのグループに分けて砂川学長に発表しました。学生は「3日間のホームステイでは、地域の方がよく家を出入りしており、アットホームな印象を受けた」「生活環境の違いに少し戸惑うこともあった」「マスクをしない人が多いことやICUに着替えず入れるなど感染対策は思ったより緩かった」「貧富の差によって病院の施設や医療体制が違うと感じた」など、それぞれ研修での学びや思いを語りました。
砂川学長は「海外で様々な経験をするということは、みなさんにとってインパクトがあり、人生においてプラスになっていくことだと思います。また、自分がなぜ看護の仕事をしたいかについて再認識できる良い機会になったと思います。今後も海外研修のプログラムは続いていくと思うので、後輩のみなさんにもぜひ色々な経験を伝えてほしい」と激励の言葉を送りました。
国際社会に貢献できる医療従事者を目指して