令和4年7月14日(木)9:20~10:50、沖縄県立具志川商業高等学校の依頼を受け、「性と生について考えよう」をテーマに学校保健教育講演会を開催しました。全校生徒及び職員600人が聴講しました。内容は「思春期のこころとからだ」「性感染症(エイズを含む)」「性に関する課題(LGBTQ)(妊娠と不妊)(デートDV)」「ドラッグについて」などです。当初、体育館で行う予定でしたが、新型コロナ感染症や暑さ対策のため、各教室へオンライン配信となりました。
事後のアンケートでは、「これから自分がもし妊娠や感染症になった場合にどんな風に対処するか勉強になった」「これから生きていく中で大切なことがわかって良かった」「自分の心と体は自分自身で守っていくことが大切だと気づくことができた」「今までの生活の中で自分に関することの話もあって、将来のことも考える時間になって良かった」などの反応でした。夏季休暇前に提供することで、正しい知識を理解し、当事者意識を持ち、性と生について、意思決定を相手に委ねるのではなく、自分で考えて、自己決定することの必要性や自分自身を守ることの重要性を熟考する機会となったようです。
今後も、高校生が当事者意識を持つことができるよう、よりわかりやすく、伝わる講話を目指し、ご要望に対し積極的に応じ、沖縄県やんばるの高校生にも届けていくつもりです。
報告:鶴巻 陽子(看護学科 准教授)
各教室へオンライン配信を行う
自分で考え、自己決定することの必要性や
自分自身を守ることの重要性を熟考する機会に