令和3年2月26日(金)、本学学長室にて、名桜大学大学院 Matsuro and Tsuruko Nakasone scholarship贈呈式が執り行われました。
この奨学金は、WUB(WOLD WIDE UCHINANCHU BUSINESS OKINAWA)創設者でハワイ在住のボブ・ナカソネ氏からの寄付を財源として創設された奨学金で、本学大学院国際文化研究科国際地域文化専攻(博士後期課程)に在籍し、沖縄とハワイに関する研究を行う学生を対象に授業料相当額の2年分が給付されます。今年度は、小嶺千尋さん(1年次)が奨学生に選ばれました。
贈呈式では、初めに山里勝己前学長より奨学金創設経緯やボブ・ナカソネ氏の支援に対する思いの説明がありました。砂川昌範学長は小嶺さんに対し、「おめでとうございます。ボブ・ナカソネ氏の力強い支援に感謝し、研究を通して世界中のウチナーンチュの心の拠り所になってほしい」と激励しました。奨学生の小嶺さんは、「沖縄県で沖縄に関する研究を行いたいとの思いで名桜大学へ入学しました。今回のご支援を沖縄にどう還元し貢献できるかとても責任を感じています。ボブ・ナカソネ氏の思いを背負いながら研究に励んでいきたい」と研究への抱負を語りました。
奨学生を囲んで。関係者一同