令和2年11月7日(土)、スポーツ健康学科2年次を対象としたキャリア秋季セミナーが学生会館SAKURAUM6階スカイホールおよび遠隔(リモート)のハイブリッド方式にて開催されました。このセミナーは、昨今の就職状況に関する現状を把握するとともに、改めて自分の進路について検討し、今後の大学生活の過ごし方について考えるきっかけとなることを目的としています。今年度は、対面と遠隔参加合わせて61人の2年次学生が参加しました。
午前は、採用コンサルタント/アナリストの谷出正直さんに、「現代就活事情~納得いく人生・就活のために~」のテーマでご講演いただきました。コロナ禍における就職活動に関する話題から、将来どのように生きたいか、という本質的な問いかけまで、多岐にわたって貴重な話をいただきました。
午後は、アスリートプランニングの村山拓也さんをコーディネーターとし、OB OGを迎えパネルディスカッション「先輩に学べ!就活を乗り切るマインドセット」を行いました。パネリストは、樋高青空さん(鹿児島東高等学校)、大屋志穂さん(国頭村立安波小学校)、長濵篤志さん(兵庫県庁)、堤理恵さん(セブンイレブンジャパン)、新垣舞道さん(西崎病院)の5人をお迎えしました。現在の勤務状況やそれぞれの業界の話題、学生時代の過ごし方について話をうかがいました。パネルディスカッションの後は、各OB OGのブースに分かれてQ&Aコーナーを行いました。
学生の声として、「偶然を大切にするという言葉がすごく印象に残った」、「先輩方の話を聞いて、変わりたいという気持ちが強くなった」、「人と関われるボランティアに積極的に携わろうと思った」、「就職活動について情報収集から始めなければならないと考えた」などの意見がありました。本セミナーで学んだことを活かし、これからの学生生活をよりよいものにしてもらいたいと願っています。
報告:神谷 義人(スポーツ健康学科 助教)
「先輩に学べ!就活を乗り切るマインドセット」
OBOGによるQ&Aコーナー
「意識を変えて行動する」
知花 海輝(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立宜野座高校出身)
今回のキャリアセミナーに参加して、今までの学生生活を振り返ることと、これからの学生生活を考える貴重な機会になりました。今回お越しいただいた講師の方々の話を聞いて、私は 3 つのことを学びました。それは、「この世は偶然でできている」「部活とバイト以外に何かをする」「思ったことは直ぐに行動、行動しないと変わらない」ということです。ボランティア活動や資格取得、試験対策など成功している先輩達は部活もバイトもやりながら違うこともしていました。大学生は人生の夏休みといわれることもありますが、時間があるために色んなことにチャレンジすることができる時期でもあります。しかし、私自身は大学に入学してから一年半の学生生活を振り返ると週に 3 回は部活があり、他の日はバイトをして、空いた時間で遊んでいました。部活とバイト以外に何もしていなかったのです。そこで、講師から学んだことを思い出しボランティア活動の話があれば参加しようと思いました。すると、直ぐ偶然にもボランティア活動の募集があり参加することにしました。今まで何も考えずに過ごすしていましたが、少し意識を変えて行動することで感じるものがありました。これからの学生生活は新しいことにチャレンジし、自分自身を成長させていこうと思います。また、目標に向かって行動を起こしていきます。
「どんな経験も必ずどこかで活きる」
丸山 由芽子(スポーツ健康学科2年次、福岡県・筑陽学園高校出身)
今回、キャリアセミナーに参加して、改めて自分の進路について考えるきっかけとなりました。講師の方や先輩方のお話を聞いて、興味があることややりたいと思ったこと、また、やるかどうか迷ったことには積極的に挑戦することが大切だと感じました。私の今の大学生活は、部活やアルバイトばかりでその他のことにはあまり積極的に取り組めていません。また、私には将来の目標がありますが、それに向かって何をどのように努力すればいいのかわからない状況でした。しかし、今回お話を聞いて、様々なことに挑戦して、多くのことを経験することで直接的には将来の目標とは関係ないようなことでも、その経験が必ずどこかで活きてくるというお話に心を動かされました。いろいろなことを経験していく中で、人間力を磨くことができたり、自分の強みを見つけたり伸ばしたりすることができると感じたので、今後の大学生活では、少し勇気を出して多くのことにチャレンジしていきたいと思いました。
今回のキャリアセミナーを通して、多くのことを学び、考えることができ、非常に貴重な時間となりました。今後もこのようなセミナーが開講される際には積極的に参加し、自分の進路と向き合う時間をつくっていきたいです。