令和2年10月23日(金)、本学多目的ホールにて、片山善博 早稲田大学大学院教授による特別講演会「地域づくりと人づくり」が開催されました。この特別講演会は、一般社団法人沖縄産業開発青年協会設立65周年記念事業に合わせ、本学との共催として実現しました。
名桜大学では、国際舞台で活躍する人材を育成するとともに、地域に開かれた大学として北部地域の住民並びに沖縄県民の生活及び文化の向上に寄与することを目的とし、人材育成並びに地域貢献に取り組んでおり、本特別講演会は、「これからの地域づくりを担う人づくり」について考える時宜にかなった機会となりました。
片山氏は、自身の県知事就任時に指揮を振るった鳥取県西部地震での経験を中心に、声の小さい人、弱い立場の人など当事者の気持ちに寄り添い物事を考え、実行できる人材育成が求められると、地域づくりを担う人々へメッセージを送りました。
講演会には、会場およびオンライン参加あわせて、本学学生や教職員など多くの参加がありました。
片山氏による「地域づくりと人づくり」
片山 善博(かたやま よしひろ)
東京大学法学部卒業後、自治省に入省。自治省国際交流企画官、同省固定資産税課長などを経て、1999年鳥取県知事当選、2003年鳥取県知事再選、2007年任期満了に伴い退任、同年慶應義塾大学教授に就任。2010年9月から2011年9月まで総務大臣。
現在、早稲田大学公共経営大学院教授。