リベラルアーツ機構主催 第3回名桜杯中国語コンテストを開催
令和2年1月22日(水)、学生会館サクラウム6階スカイホールにて名桜大学リベラルアーツ機構主催の第3回名桜杯中国語コンテストを開催しました。今年は暗唱、スピーチの2つの部門に、本学の学生8人、高校生1人計9人が出場しました。
発表者は約2か月間の準備や練習の成果を披露し、きれいな発音と暗記で、時にはイラストやジェスチャーなどを使い発表していました。特に暗唱の部の発表者の半数は、わずか半年余りの学習歴にもかかわらず、完成度の高さを見せました。
第3回となる今回のコンテストは、一般財団法人日本中国語検定協会の協賛をいただき、同日に中国語検定協会上野惠司理事長による「"谁把我的椅子坐坏了?"――結果補語の話」と題した講演会も開催されました。本学の学生、教職員のほか、中国語公開講座受講者、一般市民の方々合わせて60人以上の来場者があり、今後学内外での中国語学習への関心が一層広がることが期待できる大会となりました。
報告:賀 南(リベラルアーツ機構 上級准教授)
審査結果
【暗唱の部】
優勝 赤嶺 雄紀(国際学群1年次、沖縄県立開邦高校出身)
第2位 金城 帆香(観光産業専攻3年次、沖縄県立那覇高校出身)
第3位 桃原 紗希(国際学群1年次、沖縄県立向陽高校出身)
【スピーチの部】
特別参加賞 久髙 莉代(国際文化専攻3年次、沖縄県立前原高校出身)
受賞者の声
自分自身の成長のために
金城 帆香
今回、初めて中国語スピーチコンテストに参加して、私にとってたくさんの学びを得られたと思います。人の前に立って発表すること自体苦手だったので、今回のコンテストは自分にとってかなりのチャレンジでした。加えて、外国語を人前で話すなんて尚更厳しいと思う中、自分自身の成長のために参加しました。 最初は難しく感じ、私もできるようになるか不安でしたが、発音や声調に気をつけながら何度も練習をし、自分でスピーチにアレンジを加えたりしていくうちに、段々楽しくなっていきました。中国語は難しいですが、スピーチコンテストに出場してより中国語を学ぶ楽しさややりがいを感じることができました。今回参加するにあたって、親身になってご指導してくださった先生、応援してくれた友人に感謝します。
中国語の発音が上達
赤嶺 雄紀
第3回中国語スピーチコンテスト名桜杯出場を通して、自分を成長させることができ中国語の発音が上達したと実感しています。スピーチコンテストへの出場が決まった学生は、中国語を専門とする先生方から、一対一での発音の練習を受けることができます。その練習によって、中国語の発音を細部まで指導してもらえます。スピーチコンテスト本番で、日頃の練習通りに堂々と発表できたことが自信となり、他の機会や大勢の人の前で発表する際も物怖じせず話すことができるようになりました。スピーチコンテスト出場は私にとってとても良い経験になりました。未経験の方は出場をお勧めします。
上野惠司氏による基調講演
参加者一同