令和元年度 後学期言語学習センター(LLC)プロジェクト発表会を開催
令和2年1月24日(金)16:30から18:00に学生会館SAKURAUM6階スカイホールBにて言語学習センター(LLC)プロジェクト発表会を開催しました。
学期末の忙しい時期にもかかわらず合計49人(学外者4人・教職員11人・学生34人)の参加があり、琉球大学からは、メキュー律子先生と當間千夏先生、そして学生チューターの立石巧海さんが参加してくださいました。
発表会はすべて英語と日本語で進められ、発表者は「第二外国語(英語・日本語)」にて発表しました。会場受付前にはLLCの概要と各々のプロジェクト報告をまとめたチューター自身が作成したパネルが展示されました。
発表会では、リーダーの金城ビアンカさんからLLCの概要と今学期の活動報告があり、前学期に比べ授業連携の数が減ったことや後学期の学内スケジュールに休日が多かったことなどが原因と考えられる利用者数の減少がみられたことを報告しました。LLC利用目的の報告では本年度本格的に実施された卒業論文アブストラクトの項目追記の他、リスニングの課題やチュータリング、テスト対策など、前学期の報告と大きな変化はなかったことが伝えられました。今学期注目したい活動として、日本で初めて開催されたチューターフォーラムへ参加したこと、3学習センター研修会の実施やオンライン予約システムが稼働したこと、ウェブサイトの開発向上なども報告されました。
次に、チューターたちが実施しているワークショップおよびプロジェクトが報告されました。ワークショップ報告では地域貢献を目指した高校生対象の英語スピーキングとライティングを中心とした取り組み、スペイン語と文化を紹介したワークショップと留学生対象の日本語ワークショップなどの3件の実施報告がありました。それぞれの内容にはどれも特色があり充実していましたが、各ワークショップに参加者の数が少ないことが課題として残りました。プロジェクト報告では、前学期に完成させた英語版のウェブサイトを日本語版に翻訳し、さらにウェブサイト更新マニュアルも完成させたこと、LLCのワークショップを紹介するLLCブログNo.2では、前期のLLCチューター紹介より一歩進み、実際のワークショップを録画編集し、LLCウェブサイトに掲載したこと、最高レベルのマスターチューター2人によるプロジェクトでは、今後後輩たちがワークショップをスムーズに計画・実行できるように、今までの問題点をまとめ、改善策についてのルールを明確にしたマニュアルを完成させたことが報告されました。
参加者からは、LLCチューターたちが陰ながら行っている努力が伝わったことや先輩後輩への引継ぎを意識したマニュアル作成プロジェクトに共感したこと、ブログ作成による宣伝効果の期待、ワークショップの興味深い取り組みに感動したなどのコメントを多くいただきました。この発表会が学内外に学生が主体となった取り組みの証と成果を伝える意義ある取り組みになっていることを改めて感じました。
皆様の日ごろのLLCへのご理解、ご指導に感謝いたします。今回参加してくださった皆様に改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
*各プロジェクトおよびワークショップ詳細はLLCニュースレター(LLCサイト掲載)予定で閲覧可能となります。
報告:リベラルアーツ機構 言語学習センター担当 笠村淳子
受付の様子 | 会場前ではパネルを展示 |
ワークショップ報告 | 会場全体の様子 |
発表者及び関係者一同 |