人間健康学部スポーツ健康学科「2019年度キャリア秋季セミナー」開催
令和元年11月4日(月)、スポーツ健康学科2年次を対象としたキャリア秋季セミナーが学生会館SAKURAUM6階スカイホールにて開催されました。このセミナーは、昨今の就職状況に関する現状を把握するとともに、改めて自分の進路について検討し、今後の大学生活の過ごし方について考えるきっかけとなることを目的としています。今年度は99人の2年次学生が参加しました。
午前は、アスリートプランニングの太田浩之さんをコーディネーターとし、OBOGと4年生を迎えパネルディスカッション「先輩に学ぶ」を行いました。パネリストは、宮國稔基さん(那覇市立城北中学校)、上原みちるさん(緑風学園)、那覇洋乃さん(名護市役所)、木村一葉さん(スポーツクラブNAS)、竹田涼香さん(奥本ゼミ4年・富山第一銀行)、植村真臣(大峰ゼミ4年・アシックス商事)の6人をお迎えしました。現在の勤務状況やそれぞれの業界の話題、学生時代の過ごし方について話をいただきました。
午後は、アスリートプランニングの原田圭さん、太田浩之さんによる「自分発見ワークショップ」を行いました。グループワークを通じて、スポーツ健康学科で学ぶことの意義を再確認しました。また、自分自身の強みや特徴を的確にとらえ、社会へ参画するためのヒントを共有できる時間となりました。
学生の声として、「今後の学生生活を大切にしたい」、「業界研究や企業研究を始めたい」、「インターンシップやボランティアに参加したい」なども意見がありました。本セミナーで学んだことを生かし、自身の成長や発見を楽しみながら、学生生活を過ごしてもらいたいと願っています。
報告:仲田好邦(スポーツ健康学科 准教授)
OBOGや4年生のパネリストの皆様
真剣に説明を聞く参加学生
「今後の学生生活を考えるきっかけに」
庄司 悠真(スポーツ健康学科2年次、静岡県・加藤学園暁秀高校出身)
今回のキャリア秋季セミナーを受けて、これからの大学生活をどのように過ごすかを考えるきっかけになりました。
午前中に行われたパネルディスカッションでは、名桜大学のOBの方々から学生時代の努力や社会に出て苦労なさったことを聞きました。そして、社会で必要な能力や就活のためにこれからすべきことを学びました。午後の「自分発見ワークショップ」では、私たちの学科のPR劇を作成し披露しました。このようなグループ活動は実際の就職活動の面接で課せられることを知り、グループで協力して1つのことを成し遂げる難しさや自分の発言力の低さを感じました。
セミナーを通して、ただ授業を受けて言われたことをするだけの姿勢では、社会に出てからは通用しないことに気づきました。社会に出るために自分の能力、価値をいかに伸ばしていくかが、今後の学生生活での課題だと思いました。また、これからもキャリア講座が開催される際には足を運んで新しい情報を得たいです。
「自分の強みと特徴を理解する」
井上 陽(スポーツ健康学科2年次、熊本県・熊本国府高校出身)
今回、キャリア秋季セミナーに参加して、改めて自分の進路について考える貴重な機会になりました。講師の方々の話を聞いて、最も印象に残った言葉は、「根拠のない自信は強い」です。根拠がなくても、「私ならできる」と思いながら行動することで、自分の可能性を広げることができるのだと感じました。私は最近、将来にはっきりとした目標を持っていながらも、本当に自分に合っているのか、自分にできるのだろうかと考えることがありました。しかし、この言葉を聞いて、やりたいと思ったことは自信をもって全力で取り組もうと思えるようになりました。また、「自分発見ワークショップ」で、グループに分かれてCM作りをしました。グループ内の様子を観察して、自分がすべきことは何なのかと考えながら楽しく活動することができました。この活動を通して、自分の強みと特徴を理解することの大切さを知ることができました。
全体を通して、自分が「やりたいこと」を明確にし、興味のあることには積極的に参加し、関わっていくことが大切であると感じました。今後は、自分の強みを活かし、新しいことにたくさんチャレンジして、多くの経験を積んでいきたいです。そして、大学生という今を全力で楽しみ、目標に向かって全力で努力し、残りの2年間を充実させていきたいです。