中国・黒龍江大学と国際交流協定を締結
令和元年11月4日(月)、中国・黒龍江大学から届いた国際交流に関する協定書及び学生交流に関する覚書に山里勝己学長が署名し、黒龍江大学と国際交流協定を締結しました。これにより黒龍江大学は本学42番目、中国東北部2番目の海外協定大学となりました。
黒龍江大学は1941年に創立された法律、経済、外国語、歴史などの文系専攻を中心に、科学、電子、生物など理系の専攻も備えている総合大学です。哲学、経済学、法学、教育学、文学、史学、理工学、農学、芸術学など11分野の学科を有し、学部は78専攻で構成されています。外国言語文学、哲学、法学、中国言語文学などの学科は全国トップクラスで、現在、全日制コースの在学生数は3万5000人余りとなっています。国際交流も積極的で、海外の140余りの大学と交流を進めており、1980年から留学生の受入れを始めて以来、2018年10月までに1万人余りの留学生を受け入れた実績を持ちます。中国教育部(日本の文部科学省に相当)指定の政府奨学金留学生の受入れ校にも指定されており、黒龍江省唯一のHSK(中国語能力試験)指定校であると同時に中国語教育拠点でもあります。
また、黒龍江省は中国最北端に位置しており、ロシアと国境を接するため経済や観光などでロシアとのつながりがとても深いことから、ロシア連邦政府が中国に置く3つのロシア語センターの一つは黒龍江大学にあります。本学の学生は当大学に留学に行けば、標準中国語だけではなく、本場のロシア語も勉強できるようになります。
今後は、来年度の後学期より本学から交換留学生の派遣を予定しています。
報告:国際交流課長 中山登偉
黒龍江大学のウェブサイト
http://www.studyathlju.com/old/lan_jp/