木村安貴准教授に研究助成 第5回ライフサイエンスプロジェクト
亜熱帯地域における生命医学及び社会学に関する調査や学術研究を助成する「第5回ライフサイエンスプロジェクト」(主催:生命医学研究振興財団)の研究助成者がこのほど決定・発表され、本学木村安貴准教授(人間健康学部看護学科)の研究「高齢がん患者の治療選択における価値観とエイジズムとの関係」が選ばれました。
木村准教授は「高齢多死の時代に突入するなか、高齢者は、高度医療の複雑化やエイジズム(高齢者差別)によって、自分自身で治療や療養を決めることができない現状にあります。今回助成を受けた研究を通して、高齢者が納得して治療や療養選択ができるよう、その人自身の価値観を尊重できる意思決定支援体制の構築を目指したいと思います」と研究への意気込みを語りました。