台湾・大仁科技大学の学生と交流会を実施
令和元年11月14日(木)に本学の協定大学である台湾の大仁科技大学より日本語学科の学生17人と引率担当教員の劉紹萍先生が本学を訪問しました。大仁科技大学は、台湾屏東県塩埔郷に位置する私 大学であり、2008年に本学と国際交流協定を締結しました。
昨年に引き続き、2回目となった本学訪問は、大仁科技大学の海外スタディツアーの一環として行われ、本学学生と交流を図るとともに、沖縄や本学に関する知識を深めることを目的としています。
当日の午前中は、山城智史上級准教授が担当している中国語の授業に大仁科技大学の学生が参加し、本学学生と小グループで日本語・中国語を主要言語とした交流会が行われました。短い時間ながらすぐに打ち解け、お互いの言語を教え合いながら会話が盛り上がり、非常に和やかな雰囲気となりました。
授業後、大仁科技大学の学生は学生食堂で昼食をとり、午後1時より中国語圏留学経験者の本学学生2人(国際学群4年次の清田栞さんと櫻井理紗さん)の案内によるキャンパスツアーが行われ、学生会館サクラウムを中心に学内施設を紹介することができました。
今回の機会を通して、本学学生と大仁科技大学の学生はお互いの国や言語などについて学び、双方にとって有意義な時間となりました。今後も、大仁科技大学とのさらなる国際交流の発展に貢献できるよう努めていきたいと考えております。
報告:国際交流課 伊佐正
両校の学生たちは交流会が始まるとすぐに打ち解けて、お互いの話す外国語に真剣に耳を傾け、時には筆談で、時にはスマートフォンを巧みに活用していました。実際に外国語を使う仕事の現場では、暗記した文章を一方的に話す機会はほとんどなく、それよりも相手の表情や話す内容、さらには異文化的背景を考慮に入れながら、円滑なコミュニケーションを図ることが求められます。今回の交流会は、まさに国際社会で活躍できる人材として求められていることを具現化した形となりました。大仁科技大学の学生が話す流暢な日本語に圧倒されながらも、彼らが失敗を恐れずに日本語をアウトプットしている姿に感銘を受け、本学の学生も中国語習得のモチベーションアップに繋がったようです。
大仁科技大学のみなさん、この場を借りて心より御礼申し上げます。
総評:リベラルアーツ機構 山城 智史 上級准教授
充実した交流の時間でした