2019年度前期 数理学習センタープロジェクト発表会を開催
― 名桜大学数理学習センター10周年のあゆみ ―
令和元年7月29日(月)に数理学習センタープロジェクト発表会を、学生会館SAKURAUM3階大講義室Bで開催しました。
名桜大学数理学習センター(MSLC)は、学生の「数理能力の向上」と「自主学習の促進」を目的として2009年に設置され、今年10周年を迎えました。10周年を記念して、数理学習センター設置にご尽力され、この10年間のMSLCの活動を見守り、支えてくださった先生方のご協力をいただき、ささやかながら記念誌「数理学習センター10年のあゆみ」を作成し、本発表会参加者に配布し紹介することができました。合わせて今学期の活動報告を行いました。
発表会では、最初に数理学習センター長より、名桜大学の開学の紹介があり、大学教育改革の中で実現した学習センター設置の経緯と公立大学法人化により新しい名桜大学がスタートした歴史に触れながらMSLC10年のあゆみを写真で振り返りました。教育改革の中で誕生した学習センターの学生が学生を支援する活動が、現在では本学の特色ある教育の一つになっていることを誇りに思うとともに、先生方とチューターの不断の努力があり、ここに10周年を迎えることができたことを共に喜び、今後の発展に繋げていきたいという報告を行いました。
引き続き、チューターリーダーによるMSLCの活動概要及びチューター育成の報告、各担当チューターによる連携授業(数学・自然科学特別講義 統計学基礎・統計学・診療情報系科目・情報系科目)、2019年度前期利用者統計(延べ利用者数・実人数・学科別学年別利用者数・チュータリング時間等)、チューター講座(看護のための計算トレーニング講座)について、活動内容及び結果、成果と課題、今後の展望等が報告されました。その他の活動についてはポスターで紹介しました。
おわりにMSLC運営委員の木村堅一教授から、設置当初を振り返り10周年を迎えたMSLCについての感想とMSLCチューターへの激励のメッセージが送られました。MSLCの始まりは、学生の学び合いの勉強会であったというエピソードは、学習支援の原点を考えさせられる深いお話でした。
MSLCが今後益々発展していくために、皆様からのご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
【参加者からは次の様なコメントをいただきました。(一部紹介)】
- 10年の歴史を感じた。10年のMSLCの思いが伝わってきた。10周年で得たことも分かり易かった。
- 活動内容が良く理解できた。興味深いトレーニングを毎回していることが分かった。
- QRコードを使うなど新しいことをしてすごいと思った。
- 授業連携がとても効果的
- 診療情報管理士認定試験の合格に繋がる取組だと思う。
- 資格取得にも関わって、学生にとってもすごく役に立つと思う。
- スライド通り読むのではなく、しっかり文章を作って発表した方が良いと思った。
他にスライドの工夫や発表へのアドバイスのコメント等もありました。
(参加者43名:学生9名、教職員13名、学外参加者4名、MSLCチューター・教職員17名)
報告:数理学習センター長 高安美智子
質問に耳を傾けるチューター | MSLC10年のあゆみを紹介 | チューターによる利用者統計の報告 |
授業連携報告の様子 | 質問及びアドバイスをいただいた元MSLC担当の高橋先生 | 今期の活動概要・チューター育成報告の様子 |
質問に的確な回答をしたチューターリーダー | 発表会のビデオ撮影を行った広報担当学生 | チューターが司会進行を行いました |
木村MSLC運営委員による総評及び閉会の挨拶 | 活発な意見交換がありました | 参加者一同 |