沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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第25回ポルトガル語暗唱・弁論大会を開催

掲載日:2019年7月8日お知らせ , 卒業生向け , 受験生向け , 在学生向け , 地域の方向け , 教育・研究活動レポート

第25回ポルトガル語暗唱・弁論大会を開催

 2018年12月16日(日)、「第25回ポルトガル語暗唱・弁論大会」が行われました。新聞の広報欄等を用いて大学外部からの参加も募りましたが、今回は、名桜大学のポルトガル語研究会に所属しているメンバーのみでの開催となりました。大会には、予め配布されたポルトガル語の文章を暗記し、それを発音の正確さや手振り等の表現力から審査する「暗唱部門」と、自らポルトガル語の文章を作成し、考えを論述していく「弁論部門」の2つの部門があります。今回はそれぞれ5人と2人がエントリーし、「暗唱部門」では2人、「弁論部門」では1人が入賞を果たしました。
 大会には在那覇ブラジル領事など、外部から見に来られる方もいらっしゃったので、背筋が伸びる良い緊張感の中で進行することができました。参加者の中には、ブラジルへの留学を考えている方や、ブラジルに住んでいたことがある方もおり、レベルの高い大会となりました。審査は、研究会顧問の住江淳司教授と、ブラジルからの留学生が行いました。大学に入学して初めてポルトガル語を学んだ参加者がほとんどでしたが、皆それぞれの工夫や表現の仕方で練習の成果を発揮し、成長を共有できる場になり、思い出に残る大会となりました。
 沖縄とブラジルには、出稼ぎ等を通し、昔から深い関係があります。にもかかわらず、県内でポルトガル語の講義を開講している大学は、名桜大学だけです。ここでしか学ぶことのできない知識を深めることができ、25回も続く暗唱・弁論大会の運営に携わり、無事に終了し次につなげたことを幸せに感じます。昨年度からメンバーががらりと変わってしまいましたが、去年に劣らず、雰囲気も良いので、これからもメンバー全員でつくっていける大会にしていきたいと考えています。

報告:兒玉 聡也(ポルトガル語研究会/国際文化専攻4年次、静岡県・藤枝明誠高校出身)

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トロフィーを受け取る我那覇沙也さん(国際学群1年次、沖縄県立向陽高校出身)<参加当時>

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程良い緊張感に包まれた会場

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