令和元年5月12日(日)、沖縄大学にて2019年度沖縄県大学バレーボール春季大会が行われた。今大会は、全試合3セットマッチで行われ、2セット先取のチームが勝ちとなる。名桜大学、沖縄大学、琉球大学、沖縄国際大学の4チームが総当りで戦い、結果は、女子バレーボール部は優勝、男子バレーボール部は準優勝であった。
試合結果男子バレーボール部(九州2部リーグ所属)
1試合目:名桜大学1 (28-30/25-23/21-25) 2沖縄大学
第1セットから白熱した試合を繰り広げた。全員で守り、最後まで諦めないプレーを続け得点を稼いだ本学チーム。ジュースにもつれ込み、一点も譲れない緊張状態が続いたが1セット目を先取されてしまう。第2セットは、青木守里(ス1)のアタックから流れを呼び込み、接戦を繰り広げる。しかしながら、沖縄大学の高さを生かしたアタックとジャンプサーブに対応することができず、惜しくもフルセットで敗退した。
2試合目:名桜大学2(25-17/25-21)0琉球大学
2試合目の琉球大学戦はストレートで勝利した。「練習の時から時間を割いてこだわってきたブロックで得点することができた」と述べた伊志嶺光亀(ス4)主将。ブロックで得点を重ね、試合の流れを呼び込んだことが勝因となった。
3試合目:名桜大学2(25-23/25-22)0沖縄国際大学
3試合目の沖縄国際大学戦もストレートで勝利した。両チームともに疲れがみえたが、本学バレー部は、ベンチメンバーも声を出し一体感が生まれていた。第2セットは、中盤で得点を重ねることができず苦しい状況となったが、終盤でブロックから連続得点することができ、流れを本学へと引き寄せ逆転勝利をおさめた。
ハールタイムに円陣を組む
喜び合う様子
得点した伊志嶺光亀主将(ス4、左)
得点後ガッツポーズをする青木守里(ス1)
試合結果女子バレーボール部(九州1部リーグ所属)
1試合目:名桜大学2(25-17/25-15)0沖縄大学
1試合目の沖縄大学戦では、サーブから得点するシーンが多く見られた。序盤から両サイドのアタックで得点を重ね、主導権を掴むことができた。相手のブロックに動じない、アタッカーの木村天音(国3)の得点するシーンが目立ち、得点やミス後も選手同士で声を掛け合う姿が多く見られた。終始本学のペースで試合が進み、勝利を収めた。
2試合目:名桜大学2(25-7/25-15)0琉球大学
2試合目の琉球大学戦は、前半に連続で失点するシーンがみられた。しかしながら、セッターの宍戸真樹(ス4)のトスを起点とする攻めからリードを許さず、第1セットを奪った。続く第2セットでも得点を稼ぎ、リードを許さない展開が続いた。第1セットを取った勢いのまま第2セットも連取し勝利した。
3試合目:名桜大学2(25-7/25-15)0沖縄国際大学
3試合目の沖縄国際大学戦は、メンバーチェンジを活用しフレッシュな選手を起用していた。ベンチからも盛り上げ、チーム全体が試合を楽しんでいた。第1セット先取後、続く第2セットもリードする展開でストレート勝利を収めた。試合後、城臺悠菜(ス4)主将は「次の大会に向けてチーム作りを目的として臨んだ大会で、全試合勝つことができてよかった」と語った。終始、リードする試合運びをすることができており、チーム内の雰囲気も良く感じた。
アタックをする木村天音(国3)
チームで声を掛け合う
女子バレーボール部一同
男女ともに次の大会に向けて調整する目的をもって臨んでおり、チームの結束力やモチベーションを高めることにつながったように感じた。特に、試合に出ている選手だけでなく、ベンチにいるメンバーも含めて声を掛け合うシーンが多く、チームとしての一体感を大いに発揮していた。
追記
後日行われた九州大学1部リーグの入れ替え戦で女子はフルセットまでもつれる接戦の中、惜しくも長崎純心大学に敗れ2部リーグ降格となった。一方の男子は長崎大学と戦い、勝てば1部リーグ昇格の試合であったが、惜しくもフルセットで敗退した。結果、男女ともに九州大学リーグの2部に所属することになったが今後とも練習に励み、さらなる活躍を期待したい。
名桜大学体育会新聞部
写真・文:スポーツ健康学科4年次 原田乃護