平成30年度後期言語学習センター(LLC)プロジェクト発表会報告
平成31年2月1日(金)16:30から18:00に学生会館SAKURAUM6階スカイホールBにて毎学期恒例のLLCの活動報告およびプロジェクト成果発表会を開催しました。当日は学期末の忙しい時期にもかかわらず、17人の教員と58人の学生が参加してくださいました。さらに、今回は琉球大学のグローバル・コモンズ・コンシェルジュ(GCC)ご担当の當間千夏先生や本学名誉教授のキャロライン・レイサム先生もご参加くださいました。ご参加いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
発表会は司会進行もすべて国際共通語の「英語」で発表されます。また、留学生は日本語習得の成果として日本語で発表します。プロジェクトやワークショップの成果はパネル展示もされており、発表前に目を通す参加者は興味深く目を通していました。今年度からチュータートレーニング修了証明書を取得した学生は、CRLAピンを身に着け発表しました。今学期はLLCキャラクターのエルシーとロゴをメインにしたのぼりも完成し、会場を盛り上げました。
最初に、リーダーによる今年度後期の活動報告がなされ、前年度に比べて授業連携が増加することによって利用者の増加があったことが報告されました。その後、4つのプロジェクトと語学力向上支援に関わる3つのワークショップが発表され、最後に日本語セクションの活動報告を行いました。語学力向上支援として、IELTS試験対策、英検二次試験対策、そして英文法ワークショップの実施と成果発表があり、特にIELTS試験対策受講者から合格者が出たという嬉しい報告がありました。プロジェクトの発表ではLLCプロモーション動画作成、LLCの過去のデータの電子化そしてLLCの日本語版パンフレット作成の実践報告がありました。日本語専属チューターの活動報告では、今年度前期に初めて立ち上がって以来、授業連携が功を奏し前期の3倍の利用者増を達成したことが報告されました。チューター達は様々な試練を乗り越えながらも達成した成果報告を堂々と発表しました。
参加者アンケート(48人回答)からは、ほぼ全員が「満足」と回答し、「今後LLCを利用したい」と答えていました。また、学生のコメントには、「LLCのことをもっとよく知ることができた」「チューター達の流暢な英語に感動した」「配布資料が日本語と英語の両方になっていて助かった」「もっとPRしてほしかった」などがあり、教員の皆様からも「毎学期レベルが向上し、LLCは進化している」など、多くの声をいただきました。
このような皆さまの声が、今後のLLCの開発を支援していきます。今後も、ご指導、ご鞭撻のほど、どうぞ、よろしくお願いいたします。
報告:リベラルアーツ機構 言語学習センター担当 笠村淳子
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