今帰仁村の観光計画策定事業と連携した観光に対する住民意識調査(大谷ゼミ)
私たち大谷ゼミは今帰仁村が進める観光計画策定事業と連携し「今帰仁村の観光に対する住民意識調査」を実施しました。その中で、私は調査報告書を作成する際の責任者を務めました。夏休み前から調査の基礎理解や訪問調査の実施方法などを学び、11月の調査に臨みました。短い時間で目標のサンプル数を集めなければならなかったので、大変でした。しかし、4年ゼミの皆さんの協力や各調査グループが全力を尽くした結果、目標サンプル数を達成することができました。
この調査結果をもとに全員で分析を行い、もう少しで報告書が完成します。一人では決してできないことをゼミのメンバーと協力して達成することで団結力が強くなったと思います。また、今回の調査を通してゼミのテーマである「地域における望ましい観光振興のあり方」の一端を学ぶことができました。今後は、この調査を通して学んだ観光政策の実践やデータの集計方法などを卒業論文の作成などに役立てたいと思います。
天島 直人(観光産業専攻3年次、鳥取県立米子西高校出身)
大谷ゼミでは、「地域における望ましい観光振興のあり方」をテーマに地域振興や観光政策などについて学んでおり、講義で学んだ理論を応用するため、毎年3、4年次の合同ゼミでフィールドワークを行っています。平成30年度は研究室の活動としては、筆者が今帰仁村の第三次観光リゾート振興計画策定委員会委員長を務めていることもあり、今帰仁村と大谷研究室で連携して平成30年11月にゼミ学生23人で訪問調査を行いました。
前年度に引き続き、今回実施した住民意識調査も観光施策の評価に加えて「住民が観光の効果を実感できているか」や「生活環境が悪化していないか」という受入許容量の考え方に基づいた調査です。サンプリングから訪問計画、回収票の入力と分析、そして観光政策の基礎資料となる調査報告書は地域での活用に加えて教育効果も大きく、活動の機会を与えていただいた今帰仁村経済課商工観光係長の瑞慶山良邦様にこの場を拝借してお礼を申し上げます。
報告:指導教員 大谷 健太郎(観光産業教育研究学系 上級准教授)
調査時の様子
ゼミ調査における「ひと時」(リカリカワルミ)