人間健康学部スポーツ健康学科「2018年度キャリア秋季セミナー」開催
2018年11月4日（日）、スポーツ健康学科2年次を対象としたキャリア秋季セミナーが学生会館SAKURAUM6階スカイホールにて開催されました。このセミナーは、昨今の就職状況に関する現状を把握するとともに、改めて自分の進路について検討し、今後の大学生活の過ごし方について考えるきっかけとなることを目的としています。課外活動の試合などで残念ながら出席できない学生もいましたが、今年度は85人の2年次学生が参加しました。
はじめに、学生時代はスポーツ選手として全国トップレベルの場で活躍され、社会人としては証券会社・人材会社・通信会社において、営業・採用支援・中途採用・新卒採用をご担当されてきた小山亮さんに講話をしていただきました。就職活動、キャリアとは何かなど採用担当の視点からご講話いただき、自己実現の（働く）ためには、自分の「やりたいこと」と「できること」を見極めることなど、キャリア形成にむけ今後の学生生活を送る上での考えや行動のヒントをたくさん紹介していただきました。次に卒業生である大城みどりさん（具志川東中学校）、照屋美春さん（NPO法人エンカレッジ）、武村心さん（名護市役所）、後藤有紗さん（セントラルスポーツ）、4年次の吉村里都さんの5人の方に大学時代の過ごし方について話をしていただきました。
午後は、広島県養護教諭採用試験に現役合格した4年次の知名朝美さんに、現役で採用試験に合格するための大学生活の在り方について話をしていただきました。また、アスリートプランニングの原田圭さん、太田浩之さんによる「自分発見ワークショップ」を行いました。スポーツ健康学科で学ぶこと、経験できることの価値を再発見し、強みや社会で活躍する人材要件、行動するためのヒントが認識できるような時間となりました。
学生の声として、「今できることが分かった」、「将来の幅を増やせるよう、色々なことに興味を持ちたい」など、前向きな意見が多く聞かれました。今回のセミナーで学んだこと、モチベーションを忘れずに、将来を見据え残りの大学生活を有意義なものにしていただきたいと思います。
総評：東恩納 玲代（スポーツ健康学科 准教授）
小山さんによる採用担当者目線での講話
武村さんの話を熱心に聞く参加学生
「キャリアについて考える機会に」
東桂木 聖真（スポーツ健康学科2年次、鹿児島県立国分高校出身）
今回、キャリア秋季セミナーに参加して、改めて自分の今後の進路について考える貴重な機会になりました。講師の方々の話を聴いて、特に小山さんの「向き不向きより前向きに」という言葉が心に響きました。自分に向いているのか向いていないのかを考える前に、まずは何事にも前向きに取り組んでいくことが大切だと感じました。また、「自分発見ワークショップ」でのCM作りを通して、情報収集がいかに重要であるかを体験することができました。そして、自分の強みや特徴を理解することが大切だということが理解できました。
全体を通して、「やりたいこと」と「できること」を見極めること、自分は何が好きなのか、何がしたいのかを考えて、自分の興味のあることに関わっていくことが大切であると学ぶことができました。自分の強みを活かし、色々なことにチャレンジして多くの経験を積み、自分のやりたいことを見つけていきたいです。そして、楽しむことを忘れずに努力をして、充実した大学生活にしたいと思います。
「自分を知り、将来を見据える大切さを理解」
前原 優菜（スポーツ健康学科2年次、沖縄県立本部高校出身）
今回、キャリア秋季セミナーに参加して、卒業した先輩方の話やアドバイスをいただき、とても貴重な経験となりました。その中でも時間をかけて講話していただいた、小山さんの話には心に響くものがありました。私は、将来について漠然とした目標はありますが、それが本当に自分のやりたいことなのか、正直わからないまま過ごしてきました。そのため、今回のセミナーをきっかけに、まずは自分自身がどのような人間か知っていくことが大切だと強く感じました。また、自分を知る一歩としてグループでCM作りをおこなった際、グループ内で自分はどのような立場にいるのか、協調性はあるのかなど、自分の強みを探しながらも楽しく活動することができました。
これから本格的に自分の将来に向き合っていく中で、明確な目標をもち、その目標を達成するために、今できることを全力で取り組む努力が大切であると感じました。今回学んだことを活かして、日々努力していこうと思います。