第25回名桜大学祭を開催
第25回名桜大学祭(テーマ「あなたとわたしの名桜祭」)が平成30年12月1日(土)、2日(日)の2日間の日程で開催されました。テーマである「あなたとわたし」には、地域、企業の皆さま、大学祭に足を運んでくださる皆様を「あなた」、学生、教職員、名桜大学祭実行委員会を「わたし」とし、「あなた」と「わたし」がつながり、ふれあい、共に過ごし、にこにこと笑顔あふれる、そんな場所になるようにとの実行委員会の気持ちが込められています。
当日は、中庭・体育館・講義棟・多目的ホールを会場に各サークル仲間やゼミ生による模擬店や出展が軒を並べ来場者をもてなしていました。今年も地域交流イベントとして、地域の保育園(あい保育園、あい中央保育園、あすなろ認定こども園)の子どもたちが元気いっぱいにエイサーなどの演舞を披露し、多目的グランドでは、名桜大学学長杯少年サッカー大会が開催され、白熱した試合を展開しました。また、多目的ホールでは、沖縄俳優協会による沖縄時代活劇「山内棒と諸見里アコー」が上演され、多くの地域の皆さんが来場されました。
メインステージでは、2日間に渡って、在学生、有名アーティスト、名桜エイサーが名桜祭を華やかに盛り上げました。最後は、打ち上げ花火で会場の雰囲気が最高潮になり、名桜大学実行委員会の挨拶で幕を閉じました。
※名桜祭の模様は随時このページでご案内していきます。
当日の様子を写真で報告します。
山里学長による挨拶 | キレのあるダンスを披露 | 元気よく開会を宣言 |
チアリーダーによる華麗な演技 | 歌自慢が集結したカラオケ大会 | 華やかな演奏を行う吹奏楽部 |
迫力の演舞 | 多くの観客を魅了した名桜エイサー | しなやかに舞う |
大盛り上がりの筋肉コンテスト | Ms & Mr コンテスト | フラッシュモブ |
ソフトボール部はチキンライスを販売 | TFTサークルによるドーナツ屋さん | 前川ゼミと名護学院による共同出店 |
名護の名物料理!?ハイケイ | 留学生による韓国料理店 | ブラジル料理を振舞う |
保育園児によるかわいらしい演舞 | 地域のゆるキャラ名護親方も駆けつけました | 熱戦の少年サッカー |
大迫力の打ち上げ花火 | 感動のフィナーレ | 総合司会をつとめた山内さん(左)と山下さん(右) |
実行委員長インタビュー
第25回名桜大学祭実行委員長
橋本達輝さん(国際文化専攻4年次、愛媛県立松山北高校出身)
今年の名桜祭は、学生だけでなく、地域に住む子どもたちとそのご家族が一緒に楽しめるようにプラネタリウムやふわふわエア遊具、子どもたちが描いた絵を飾る「笑ばぁ美術館」を設置するなど、はじめてのことにチャレンジしました。前例がないことばかりだったので、それらをどう成功させるか考えるのがとても苦労しました。
昨年は、台風の影響により名桜祭が中止、代替イベントの開催となってしまったため、今年度は名桜祭をやりきった感動をみんなで分かち合いたいという思いを胸に1年間準備に取り組みました。過去のデータを参考にしたり、先輩方にアドバイスをもらいながら、当日に向けてしっかりと準備を進めることができました。
当日は、大きなトラブルなどなく、出店学生やSNSや来てくださった地域の方から「とても楽しかった」「また来年もきたい」という言葉をもらい、とても嬉しかったです。後輩たちには、実行委員を通して、学内だけでなく地域でも縦と横のつながりをしっかりとつくってほしいです。
2日間総合司会をつとめた2人
山下日向さん(スポーツ健康学科4年次、奈良県立登美ケ丘高校出身)
山内壮謙さん(観光産業専攻3年次、熊本県立大津高校出身)
2日間メインステージで総合司会を担当させていただきました。大勢の人を前に司会をしましたが、人前に立つのが好きなので、緊張はありませんでした。長期の休みを利用して旅をして海外でボランティア活動をした経験が人前で物怖じしない度胸となっていると思います。とても良い経験になりました。
名桜大学祭出展紹介
まなべるやんばる
サクラウム1階にて、「やんばる」をテーマに各学部ミニ講義を開催されました。国際学群からは「やんばるの観光」、スポーツ健康学科からは「やんばるの野外活動」を開講、看護学科では健康測定が行われました。
IGCC
チャム ミン ション(国際学群2年次、マレーシア出身)
IGCC(Internastional Global Communication Circle)は今回、文化紹介や国際交流の場を提供するだけでなく、子どもにも楽しめる参加型のイベントを用意しました。ポスター作りはもちろん、アクティビティを取り入れるためのゲームづくりや景品にもこだわりました。サークルの仲間たちと大きな行事に参加できたことを嬉しく思います。集客面での課題を感じる一方で、訪れてくれた人達がゲームに参加して楽しく学んでくれているのを実感することができました。
MEIO WARS
山岸 希望(情報システムズ専攻3年次、沖縄県立未来工科高校出身)
MEIO WARSは「子ども達にITを発信する」をテーマに名桜祭に参加しました。手で触って遊べるようなアトラクションを展示し、ITに親しみを持ってもらうことを一番の目的として内装を工夫しました。ガジェットのつくり方についての質問や、つくったガジェットで子ども達が長時間遊んでくれたときは嬉しかったです。IT=難しい、というイメージを崩せたので、やりがいを感じることができました。
前川ゼミと名護学院
上原凜(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立球陽高校出身)、知念優太(同、沖縄県立名護高校出身)
私たち前川ゼミは、日頃のゼミ活動の中で、名護学院のみなさんと交流があり、その活動の延長で今回共同出店しました。油みそやおにぎりを名護学院のみなさんと一緒につくり販売を行いました。食育をテーマに活動しているゼミなので、このような活動を通して、名護学院の子どもたちと食育の大切さを共有できました。
高齢者在宅看護卒業研究発表会
嶺井政寛(看護学科4年次、沖縄県立小禄高校出身)、友利姫絵(同、沖縄県立宮古高校出身)、金城千佳乃(同、沖縄県立名護高校出身)
今回の名桜祭で卒業研究をポスター展示し、地域の方や家族、先生方と交流を深めることができて良かったです。ゼミごとにまとめた展示を、施設や地域、内容で分けて発表しました。
たくさんの方々の来場があり、研究内容についての質問に答えたり感想をいただいたり、とても有意義な発表会になりました。他大学の看護学生もポスターを見に来てくれていたのが印象的でした。
看護学生が送る優しいタピオカのお店 Y-1グランプリ優勝
翁長 諒(看護学科2年次、沖縄県立普天間高校出身)
学生コンソーシアムに参加している看護学科2年次を中心に出店しました。メッシュの募金活動にもなっており、売り上げの一部を募金します。タピオカ好きの女子が多く、必然的にタピオカを販売することになりました。お店ではとにかく笑顔でお客さんと接し、かわいいお店を目指してコップやお店の看板の装飾を工夫しました。
ジャークチキンon the ライス
女子ソフトボール部
井元 彩音(国際文化専攻3年次、岡山県倉敷商業高校出身)
私たちは、女子ソフトボール部全員の団結力を高めるという目的で、出店しました。多くの店舗が並んでいるので、人目を惹くように目立つ看板をたくさん制作したり、その場でチキンを焼き、香りが遠くまで漂うように工夫しました。ご飯ものを出しているお店が少なく、1日目からとても好評ですぐに売れ切れてしまいました。多くの方に「美味しい!」っていってくださり、リピーターの方もいてとても嬉しかったです。
日本で58番目に美味しいうどん餃子屋
硬式テニス部
垣内 日向(スポーツ健康学科1年次、大阪府立三島高校出身)
大阪高槻市のB級グルメとなっている「うどん餃子」にしました。工夫は、全員がうどん餃子について説明できるようにし、笑顔で元気に対応するよう心掛けたことです。また、できるだけ餃子の美味しい香りが遠くまで届くように、またできたてを食べてもらいたいという思いからその場で焼くようにしました。
Godmorgen! ~ハンドメイドと古着の店~
辻永 慶子(経営専攻3年次、長崎県立壱岐高校出身)
もともと小物を創るのが好きで販売にも興味がありました。今回やっと名桜祭で出店することができて嬉しいです!「Godmorgen!」では古着のリメイクや、ハンドメイドのアクセサリーを販売しました。お客様の目の高さに商品を置けるように、売り場のスペースを小さくしたり、飾りつけにドライフラワーを使うなど、工夫しました。出店してみて手ごたえを感じたので、来年もお店を出したいです!
やんばるフェア
学生食堂で「やんばるフェア」を開催しました。見て・食べて・体験して、北部12市町村を身近に感じるフェアをテーマに、北部の工房やアクセサリーショップ等にご協力していただきました。二日間、体験に来た子ども達で賑わっていました。