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【伊良皆ゼミ】ハワイ調査旅行報告

掲載日:2018年12月4日お知らせ , 学事報告

【伊良皆ゼミ】ハワイ調査旅行報告

「演出されたリゾートらしさを体感」
寺社下 芽(観光産業専攻3年次、長野県木曽青峰高校出身)

 私たち伊良皆ゼミ生3年次は、平成30年9月3日(月)から12日(水)までハワイ州のオアフ島で観光に関する現地調査を行いました。訪問前にハワイの地理や政治経済、文化などについて文献等を用いた事前調査を行い、ハワイはどのような場所であるのか期待を膨らませていました。
 ハワイでは、徒歩でワイキキやアラモアナ地区のリゾートエリア調査を行いました。その結果、工夫が凝らされたリゾートらしさを感じることができました。リゾートホテルは、フェンスではなく、植樹で周りを囲むことで人工感を抑え、リゾートらしさを演出していました。歩道は、意図的に傾斜がつけられ、ベンチ等を置いて直線的な移動ができないようにして、リゾートのゆったり感を演出しているのを目にしました。また、ワイキキでは景観にもリゾートらしさが損なわれないように、電柱や建物の2階以上には看板が無かったりと工夫が施されていました。さらに、日本では、ビーチのシャワーが有料であることが多いのに対し、ハワイのビーチには無料で使えるシャワーが設置されているところが多かったです。ハワイでは、ビーチはみんなのものであるという考えが根付いているので、無料のシャワーが多いとのことです。
 オアフ島を10日間ほど訪れて、ハワイは観光地としてとても素晴らしいところだと感じました。訪れるまでは、質のいい観光資源があるから世界的なリゾート地になっているのだと感じていましたが、そのリゾートらしさは演出して生み出されたものなのだということが理解できました。皆さんも、機会があればハワイを訪れてみてください。

「ハワイ観光の魅力を沖縄観光の発展に!」
津波 日菜子(観光産業専攻3年次、沖縄県立向陽高校出身)

 私たちはゼミで決めた「ハワイ観光の魅力を探る」という目標と、各人で設定した目標を掲げ、調査に臨みました。ハワイでは、ワイキキを中心に様々な観光スポットやリゾートエリア調査に出向き、ハワイ観光の特徴や沖縄観光との共通点、相違点など様々な視点から調査をすることができました。観光スポットでは、事前に作成した調査シートを活用しまし、施設の造り、アクセス方法、トイレやごみ箱の数、観光客の様子など、様々な項目と細かい部分に目を向け、そのスポットが観光客を惹きつける要因や満足度に繋がる要因を探りました。印象に残ったことは、観光スポット一つひとつが周辺の景観や街並み、雰囲気に溶け込んでいて、まるで1つのテーマパークに居るような感覚になったことです。そこに、観光客を虜にするような魅力があるのではないかと感じました。また、ゼミでは、出向く前に地理や歴史、文化、気候、社会などについて事前調査を行っていたので、ハワイを広く知ることができ、現地ではより興味や理解を深めることができました。
 今回のハワイ観光調査を通して得たことや学んだことをこれからの沖縄観光の発展に活かしていけるように、今後も様々なことにスポットを当て、探求していきたいと思います。

01.jpgワイキキを背に

02.jpg
ダイヤモンドヘッド州立公園入り口にて


ダイヤモンドヘッドにて

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