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平成30年度海外スタディツアー シンガポールコースを実施

掲載日:2018年11月14日お知らせ , スポーツ健康学科 , 学事報告 , 看護学科

平成30年度海外スタディツアー シンガポールコースを実施

 平成30年度海外スタディツアーシンガポールコースを平成30年9月17日~22日の日程で実施しました。現地の大学との連携を図りながら、南洋理工大学(シンガポール)の学生と国際交流を通して絆を深めてきました。本プログラムは「名桜から世界へ」をモットーに、海外への第一歩を踏みだし、異文化の中で世界を知り、己を知り、国際教養人としての力を身につけることを目的としています。

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 21世紀を生きる学生に求められるスキルとは、今日の世界が求める需要に呼応していくことです。その一つが異文化コミュニケーションスキルです。南洋理工大学(2018年アジアにおける大学ランキング2位)では限られた時間の学生交流ではありましたが、彼らは相互理解を深め、絆を深め、有意義な機会を得ることができました。帰国後の今でもその交流は続いています。今回のスタディツアーの波及効果で、学生たちがこれから更に異文化の人々とのつながりを大事にし、交流を深めていくことを祈念します。

総評:タン エンハイ(リベラルアーツ機構 准教授)

【参加者】学生14人、タン・エンハイ(リベラルアーツ機構 准教授)、賀 南(リベラルアーツ機構 上級准教授)、小賦 肇(スポーツ健康学科 上級准教授)

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国立教育大学(南洋理工大学内) Jurong West Primary Schoolの小学生とふれあい National Institute of Educationの展示室
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南洋理工大学の学生との交流会 国立オーチャードガーデン マーライオンパーク

参加学生の声

「一瞬一瞬が新しい発見の連続」 橋 奈奈(国際学群1年次、宮崎県立高鍋高校出身)

 私は今回のスタディツアーに参加して、普段の生活では感じることのない、世界の多様性を実感することができました。訪問した小学校や大学、店や通りでは、様々な民族の人が普通にいて、いろんな言語が耳に入ってきて驚きました。嬉しかったことは、一生懸命に話した英語が通じたことです。中国語など自分が話せない言語で話しかけられた際に、表情や状況で意味を推測しジェスチャーを交えコミュニケーションをとったことも達成感があって楽しかったです。一瞬一瞬が新しい発見の連続で、とても充実した毎日でした。現地の人と交流して、世界のことを知りたい、世界とつながりたい気持ちが渡航前より強くなりました。今後、中国語などの言語も学んでいきたいです。


「言葉の壁を痛感して」 古我知 輝彦(国際学群1年次、三重県・高田高校出身)

 私がスタディツアーでシンガポールに行って、ひしひしと感じたことがあります。それは言葉の壁です。シンガポールでは、日本語がほとんど通じません。私が日本語を聞いたのは、観光地に来ていた日本人からと観光地のお土産店店員の「コレイイヨ、カッテヨ」のように片言の日本語がほとんどでした。それなら英語で話せばいいのですが、外国語としての英語と母国語としての英語は話す速度が全然違います。私は、ある程度英語を学んできた方だと思っていたのですが、聞き取れないことが多々ありました。この本場の英語の速度が体感できて本当に良かったです。そして、もっとこういう環境に身をおくべきだと思い、よりいっそう留学への意欲が高まりました。


「文化・景色を多角的に見て」 岡 尚哉(国際学群1年次、神戸市立神港高校出身)

 高校生の頃に見たシンガポールの美しい街の写真をみて、将来この国を自分の目で見てみたい、そう思ってから2年が経ち、大学に進学して自らの夢を叶えました。実際に足を踏み入れるとイメージ通り、いやそれ以上の国でした。街にはたくさんの緑が溢れ、それはたくさんのスタッフによって徹底的に管理されています。現地の学生は、日本の学生よりも学ぶということを楽しんでいるように見えました。この国の人は皆優しく、多様な文化を認め、互いに尊重して生きています。私たち日本人にはない文化、景色を多角的に見ることができたのはスタディツアーならではのことでした。緑化政策などの街の工夫に関する現地調査をし、発表を行うことで今後に生かしていきたい。シンガポールに惚れた6日間でした。

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