平成30年8月9日から15日までの土日を除く5日間の日程で、名桜大学数理学習センターのチューターが、「名護中学校の部活生夏休み課題講座」の学習支援を行いました。
本学は、名護市大西区と協定を結び、子育て支援や学習支援に継続して協力しています。大西区の今年度の事業では、数理学習センターチューターの要望に応えて、「名護中学校と連携して夏休みの中学生の学習支援」を行うという新企画で取り組むことになりました。
チューターが数学の確認テスト(夏休みの宿題の中から10題出題)を作成・実施し、理解が不十分な生徒に個別指導を行いました。また、確認テストが終わった生徒は、それぞれの課題や宿題を進め、他の課題や宿題についてもチュータリングを実施しました。
参加した生徒数は、男子バレー部、ソフトテニス部(男子)、吹奏楽部(女子)、美術部(女子)の延べ176人で、チューターは延べ18人でした。
受講生の感想として、「その問題より難易度の低い問題を例題にして、ヒントの与え方が上手だと思った」「優しく接してくれ、個別の指導がよかった」「楽しく問題が解けた。細かいところまで教えてくれた」「わからないところをやり方までしっかり教えてくれた」「難しい問題もわかりやすく教えてくれて、とても理解しやすかった」「学習能力が向上すると思った」「自分が理解していない問題や弱点が見えた」などが寄せられました。(データ提供は大西区の学習支援部担当者)
参加したチューターからは、「部活単位の参加で集中して取り組んでいたと感じた」「1人がチュータリングにより理解した後、周りの生徒に教えるような波及があり、こういう形で夏休みの宿題をやるのは良いと思った」「中学生が大学生に教えてもらうという取り組みは少ないと思うので、いい機会だったと思った」というコメントがありました。
受講生やチューターの感想から、双方にとって有意義な勉強会であることが窺えました。また継続して勉強会を実施したいというチューターの要望もあり、今後も実施する予定です。
報告:名桜大学学長補佐 高安美智子(数理学習センター長)
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