平成30年5月30日(水)から6月1日(金)まで、看護学科教授の永田美和子と横川裕美子の2人は、タイ王国東北部のウボンラーチャターニ―で開催されたサンパシット看護大学校国際カンファレンスに参加しました。サンパシット看護大学校と看護学科は、毎年9月に同地域で実施している国際看護学Ⅱの研修で学生間交流を継続しており、今年3月には、同校教師10人が名桜大学を訪問しています。
カンファレンスのメインテーマは、ヘルスケアのイノベーション(革新)でした。参加者は、タイ国内の看護職・看護学生をはじめ、アメリカ、ラオス、インドネシア、日本からのゲストスピーカーが招聘されていました。永田は、1日目のパネルディスカッションで、「日本の地域での高齢者ケア」についてのスピーチを行いました。横川は、2日目の基調講演で、「異文化看護に関する教育の意義」についてスピーチを行いました。カンファレンスでは、ヘルスケアにおいては、AIやICTなどの技術革新と同時に人と人との交流が重要であること、その両軸を尊重することが更なる革新につながると結論づけられました。
報告:横川裕美子(看護学科 教授)
5月31日夕方に地域の寺院に参拝
6月1日の各国参加者による閉会式